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複合機ラインナップおよびA3プリンター/スキャナー新モデルを投入

エプソン、オフィス機器で覇権を狙う

2008年06月06日 14時00分更新

文● 行正和義

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LP-M6000F

「LP-M6000FM」

 
LP-M6000FM

「LP-M7500FH」

 エプソンは6月3日、A3ページプリンター複合機など各種オフィス機器新ラインナップを発表しました。

 A3複合機の主力モデルとなる「LP-M6000」はカラー24PPM、モノクロ30PPMの印刷・コピー速度と標準で自動両面印刷機能を搭載する一般オフィス向けモデルで、カラー18PPM/モノクロ28PPMの600dpiスキャナー機能も搭載します。PCとの連携が強化され、本体だけでスキャン結果をファイル化、メール送信、USBメモリーへの記録、PDF化などが行えるほか、オプションの拡張PDFキットを追加することにより、暗号化PDFファイルを作成することも可能となっています。ベースモデルの「LP-M6000」およびPC-FAX対応ファクス機能搭載の「LP-M6000F」の2モデルが用意され、ベースモデルが6月下旬、FAXモデルは7月下旬発売、ベースモデルの「LP-M6000」が49万9800円、ADF付きの「LP-M6000A」が59万9800円、ファクス付き「LP-M6000F」が72万9800円よりとなっています。いずれも給紙カセット×2構成ですが、給紙カセット1段+MPトレイ、給紙カセット1段×2、キャスター付きプリンター台付きモデルなども用意されます。

 より大量のスキャニング業務に向けた「LP-M7500/CS-9200」は、カラー/モノクロともに26PPMの印刷速度、最高32PPMのスキャン機能を持つハイエンド機に位置づけられる製品です。制御ユニット「CS-9200」とA3ページプリンター「LP-S7500」、スキャナー「ES-H7200」(スキャン速度カラー11PPM/モノクロ20PPM)もしくは「ES-9000H」(同15/32PPM)を組み合わせたシステムです。LP-M6000が本体内機能でスキャン結果をPCに転送、メール送信などを行なうのに対し、ネットワークで接続されたPCサーバーにインストールしたEpsonNet ScanComposerがPDF化やメール送信処理を行なうため、より細かな情報管理が可能なのが特徴です。「LP-M7500FS(スキャナーにES-H7200 を採用)/M7500FH(同ES-9000H)」および「LP-M7500PS(PostScriptモデル)」の3モデルが用意され、いずれのモデルも両面ユニット、増設1段カセットユニット×2スキャナスタンド、キャスター付きプリンター台、増設ストレージなどが標準付属。LP-M7500FSは7月中旬発売で価格は105万8000円、LP-M7500PSは7月下旬発売で価格は118万8000円となっています。

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