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電気メーターのIT化で“ちょいエコ”をサポート

ケータイで我が家のCO2を減らせ!!

2008年05月28日 02時13分更新

文● 小橋川誠己/アスキーネタ帳編集部

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 「地球温暖化」をテーマにした洞爺湖サミットまであと1カ月あまり。IT業界でも「グリーンIT」が声高に叫ばれるなど、あらゆる業界でいま、“エコ”が話題になっていますが、住宅の世界ではちょっと変わったエコなサービスが広がるかもしれません。

 ホームセキュリティ機器などを製造する、慧(けい)通信技術工業(株)が7月に始める新サービス「グリーンエネルギー価値循環システム」がそれ。携帯電話でかんたんに自宅のCO2排出量が分かる、という画期的なサービスです。

SAMOSII
今回の新サービスでは、「SAMOSII」という装置を電気メーターに接続します。SAMOSIIはもともと、携帯電話から自宅の家電製品の電源をコントロールしたり、ドアの施錠状態を確認できる装置。新システムではこれに電力量監視の機能を追加したものを使用します

 このサービスでは、家庭に設置されている電力メーターに、同社製の装置「ホームコントローラSAMOSII」を接続。電力使用量のデータをメーターから受けたSAMOSIIは、インターネット経由でデータを同社のASPサーバに送ります。ASP側では、消費電力をもとにCO2排出量を計算し、携帯電話から閲覧できるように変換する仕組みです。これにより、少なくとも家庭で排出するCO2の約4割を占めるという電気に関しては、自動で集計できることになります。

 ちなみに、家庭でのCO2排出量は、電気とそれに次ぐガソリン、ガスで9割を占めるといわれています(全国地球温暖化防止活動推進センター)。現在のところ、このサービスでは電気以外の数値は手入力する必要がありますが、同社では「ガスメーターにも外部機器に接続できるタイプがあります。将来的には自動車のガソリン以外のほとんどのCO2排出量を簡単に把握できるようになるはずです」と説明しています。

 機器の価格は、設置料込みで約25万円。直接販売するほか、大手ハウスメーカーとタッグを組み、新築住宅を購入する際に付加サービスとして提案するとのこと。また、ソーラーパネルを設置する“エコ住宅”で導入するケースを想定して、CO2の排出量を「引き算」する仕組みも考えているといいます。

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