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岩国基地航空祭フォトレポート

岩国の空に鷹が舞う!FRIENDSHIP DAY 2008

2008年05月11日 23時30分更新

文● 吉田/Webアキバ編集部

飛行展示の目玉は派手な演技のF/A-18Cだ!

 一般的に国内では航空自衛隊機の飛行展示は結構頻繁に見ることができるが、米軍機の飛行展示はなかなか見る機会は少ない。ところがこの岩国基地の「FRIENDSHIP DAY」では、その米軍機の派手な飛行展示を見ることができるわけで、それがこのイベントの魅力の一つだ。

縦旋回で機体上面にヴェイパーを発生させているF/A-18C縦旋回で機体上面にヴェイパーを発生させているF/A-18C

 本年の「FRIENDSHIP DAY」では米軍機としては海軍のF/A-18C戦闘攻撃機および空軍のF-16C戦闘機が、また、自衛隊機としては空自のF-4EJ改要撃戦闘機およびF-2A支援戦闘機、海自のUS-2救難飛行艇およびUP-3D電子戦訓練支援機が展示飛行を実施した。事前告知では米空軍のB-52戦略爆撃機などの展示飛行も一時アナウンスされていたが、今回中止となっている。これについて会場内で地元の方(30歳代、60歳代)に話を聞いたが、両名とも大変残念がっていた。

機動によって翼端と機体上面に激しくヴェイパーを発生させて飛行しているF-2A機動によって翼端と機体上面に激しくヴェイパーを発生させて飛行しているF-2A

 ちなみに今年も飛行展示参加各機は結構な頻度でヴェイパーを出して飛行していたが、午前は雲量が多くヴェイパーを見るにはあまり条件が良いとは言えなかった。

ヴェイパーとは

 ヴェイパーとは、高速で飛行する機体が急激な機動を行った際に、主翼などに生じる水蒸気の凝結作用のことだ。発生状況によっては機体後方に尾を引く形のものもあれば、機体後半をリング状(傘状とも)に取り囲むものなどもある。実際に見るとなかなか迫力があり、飛行展示に華を添える存在と言えよう。

米軍の飛行展示

 米軍機の飛行展示はF/A-18CおよびF-16Cの2機種で行なわれた。

F-16C

三沢基地駐留のPacific Air Force Demonstration Team所属のF-16C・AF90-8220号機がデモフライトを実施した飛行前に整備員(前列)とパイロット(後列)が整列パイロットが搭乗する
三沢基地駐留のPacific Air Force Demonstration Team所属のF-16C・AF90-8220号機がデモフライトを実施した飛行前に整備員(前列)とパイロット(後列)が整列パイロットが搭乗する
エプロンから滑走路に進入するアフターバーナーを吹かして急上昇湿度が高かったため、ちょっと激しい機動を行うとヴェイパーが出る
誘導路から滑走路に進入するアフターバーナーを吹かして急上昇湿度が高かったため、ちょっと激しい機動を行うとヴェイパーが出る
縦旋回シーン着陸誘導路から観客席前面に戻ってくる
縦旋回シーン着陸誘導路から観客席前面に戻ってくる
コクピットのアップ。パイロットがよく見えるミッション終了!パイロットが整備員と握手する。いやぁアメリカらしい光景ですななお、「FRIENDSHIP DAY」終了間際には整備員がパイロットにジュースを掛けていた。イベントが無事終了したことを祝っていたらしい
コクピットのアップ。パイロットがよく見えるミッション終了!パイロットが整備員と握手する。いやぁアメリカらしい光景ですななお、「FRIENDSHIP DAY」終了間際には整備員がパイロットにジュースを掛けていた。イベントが無事終了したことを祝っていたらしい

F/A-18C

海軍第97戦闘攻撃中隊「WARHAWKS」所属のF/A-18C。ちなみに今回の記事タイトルの「鷹」はここから採りました4機が次々と滑走路に向かう2機づつ編隊離陸を行なう。さすが艦載機パイロットは技量が高い
海軍第97戦闘攻撃中隊「WARHAWKS」所属のF/A-18C。ちなみに今回の記事タイトルの「鷹」はここから採りました4機が次々と滑走路に向かう2機づつ編隊離陸を行なう。さすが艦載機パイロットは技量が高い

 なお、本機の飛行時にリング状のヴェイパーを見ることができた。下記に発生(1)から消滅(5)まで一連の画像を掲載している。ただ、当日曇天だったため、発生したヴェイパーと背景の雲の区別がつけにくいのはご容赦いただきたい。

 また、このリング状のヴェイパーは、撮影時に機体が音速を突破したために発生した訳ではないこともあらかじめお断りしておく。

ヴェイパーリング(その1)ヴェイパーリング(その2)ヴェイパーリング(その3)
ヴェイパーリング(その1)ヴェイパーリング(その2) ヴェイパーリング(その3)
ヴェイパーリング(その4)ヴェイパーリング(その5)
ヴェイパーリング(その4)ヴェイパーリング(その5)

 なお、空母着艦のデモンストレーションとして、滑走路を空母の甲板に見立てたタッチアンドゴーが行なわれた。

タッチアンドゴーのために滑走路に近づく着地!アフターバーナーを焚いて急上昇する
タッチアンドゴーのために滑走路に近づく着地!アフターバーナーを焚いて急上昇する

 次ページでは自衛隊機、および地上展示機を紹介する。

(次ページへ続く)

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