このページの本文へ

オリンパスがE-520を発表、E-420相当の機能で手ブレ補正を内蔵

2008年05月13日 13時00分更新

文● 小林 久/トレンド編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 オリンパスイメージング(株)は13日、ボディー内手ぶれ補正対応のデジタル一眼レフカメラ「E-520」を発表した。価格はオープンプライス。店頭での実売価格はボディー単体で8万円前後になる見込み。5月末に発売する。

E-520

E-520に標準ズームを装着したところ

 E-520は、ボディー内手ぶれ補正搭載の「E-510」の後継機種で、すでに発売されている「E-420」と同様に、高速なコントラストAF、顔検出機能、有効1000万画素のLiveMOSセンサーなどを搭載している。

 ボディー内手ぶれ補正機構は4段分と、このクラスで最も高い精度を誇る。また、焦点距離を手動で入力することにより、専用アダプター(MF-1)を介して装着したマニュアルのOMレンズも手ぶれ補正対応とできる。さらに縦位置での流し撮り撮影にも対応(水平または垂直方向のブレのみを補正)するなど、応用範囲を広げた。

 基本仕様はE-420に準じている。背面液晶ディスプレーは2.7インチ(約23万画素)の半透過型TFTタイプ(ハイパークリスタルII液晶)。可動型ではないが、視野角が上下左右176度と広い。本体サイズは幅136×奥行き91.5×高さ68mmで、重量は475gと、E-420よりひとまわり大きい印象だが、大き目のグリップが装備されている。

 本体の発表に合わせて、18~36mmの画角をカバーする「ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」の投入もアナウンスされた。全長は名刺の長辺よりも短い73mmで、重量も280gと軽い。最短25cmの近接撮影にも対応する。発売は年内を予定しているが、価格は未定。

ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

開発中のZUIKO DIGITAL ED 9-18 F4.0-5.6

 また、E-520専用の防水プロテクター「PT-E05」、水中撮影専用フラッシュ「UFL-2」など水中撮影用のオプションの投入も夏をメドに行なう(価格は未定)。

防水プロテクター

防水プロテクターの「PT-E05」

水中撮影専用フラッシュ

水中撮影専用フラッシュの「UFL-2」

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン