アップコンバート映像のボケ感も改善
また「シャープネス・オプティマイザー」では、番組編集過程で行なわれた過度なシャープネスによるざらつき感の改善や、SD素材をアップコンバートしたような番組のボヤけ感を低減する、といった役割を果たす。以下が効果の具体的なイメージ(実際の映像ではない)で、すべて右がシャープネス・オプティマイザー適用イメージとなる。
使う人のことを考え続ける「レグザ」
汎用のNASや外付け、内蔵HDDにワンボタンで番組を録画できるなど、使い勝手を重んじるレグザ。そのこだわりの方向性が画質設定にまで広がったのが「おまかせモード」のように思う。
薄型テレビの画質は現在、映像ソース(特に映画やスポーツ)によって最適な絵作りをすることに注力するのが主流だ。しかし、テレビは夜、映画を楽しむためだけの機器ではない。早朝の美しいお姉さまキャスターも、お昼すぎのドロドロしたドラマも、夕方のアニメも、周囲の環境に左右されない画質で観られる。しかもそのためにユーザーは何もしなくていい、というのはとても魅力的なことだ。