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東芝、TV事業の国内生産を終了 HDDで3強の一角を狙う

2012年05月17日 17時20分更新

文● ASCII.jp編集部

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 東芝は、2012年度経営方針説明会を開催。その中でテレビ事業の国内生産を終息させたと発表した。

 同社のテレビ事業は国内メーカー各社が苦しむ中、2007年下期以降、7半期連続黒字を継続していた。しかし、地デジ需要の沈静化とともに、急速な縮小と価格低下が進んでおり、新興国向けのビジネス拡大でもカバーし切れていなかった。

テレビ事業は体質の強化で再度の黒字化を進める

 そこで最適地生産と調達によるコスト競争力の強化を目指し、国内で唯一残されていた埼玉県の深谷工場での生産を2011年度で終了。モデル数やパネル数も減らすことで、コストの低下を図る。

 一方、同社のdyanabookを始め、パソコンの世界では一般的なグローバルSCM(Supply Chain Management)の導入による体質強化で、2012年度下期の黒字化を目指す。また、新興国での事業拡大、グラスレス3D/4K2K/有機ELといった先端技術は推進する。

 また、HDD事業では、Western Digital社から3.5型HDD事業を一部取得し、逆に同社のタイの製造拠点については、同じくWestern Digital社に売却する。

3.5型HDDへの参入でHDD事業を強化。NANDと連携も進める

 これにより東芝のHDD事業は、コンシューマー向け/エンタープライズ向けの3.5型HDDもカバーし、Western Digital/Seagateとの3社体制によるシェア拡大を目指す。

 また、東芝が得意とするNAND型フラッシュメモリとの開発も一体化し、ハイブリッドHDDを2012年9月に出荷開始するほか、今年後半以降拡大が予測されるUltrabookへの拡販を進める。


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