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富士フイルム、動画機能を強化したコンパクトデジカメ「FinePix Z20fd」を発表

2008年04月03日 18時04分更新

文● 編集部 盛田 諒

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 富士フイルム(株)は3日、動画の撮影・編集機能を強化したコンパクトデジタルカメラ「FinePix Z20fd」を発表した。発売は19日。価格はオープンプライスで、予想実売価格は2万円台後半。

FinePix Z20fd

「FinePix Z20fd」。カラーバリエーションは左からピンク、レッド、ブルー、ブラックの4色

 Z20fdは、有効1000万画素の1/2.3インチCCDを搭載するコンパクトデジタルカメラ。レンズは35mm換算で約35~105mm相当の光学3倍ズームレンズを搭載している。

 新たに動画撮影用のボタンを備え、静止画の撮影中でもワンタッチで動画撮影モードに切り替えが可能。また、動画編集機能「つなぎ撮り」モードを備え、撮影した複数の動画をまとめてひとつの動画ファイルとして保存できる。動画から必要な部分以外を切り取って保存できる「動画カット」機能も備えている。動画の記録形式はMPEG-4形式で、最大解像度は640×480ドット(毎秒30フレーム)。

本体背面

本体背面

 顔検出機能「顔キレイナビ」は最大10人の同時検出に対応。顔の位置を検出してフラッシュの発光量を自動調節できるほか、自動赤目補正機能も備えている。また新たに「顔デコ」モードを搭載。検出した顔に“吹き出し”や“うさぎの耳”などのデコレーションを加えて撮影できる。顔デコモードで撮影する場合の解像度は640×480ドットで、そのままブログなどにアップロードできるという。

 内蔵メモリーは約45MBで、メモリーカードはxDピクチャー/SDメモリーカード(SDHC対応)に対応する。静止画の最大記録画素数は3648×2736ドット。背面の液晶ディスプレーは2.5インチ、約15万画素となっている。

 電源は付属のリチウムイオンバッテリー「NP-45」を使用し、撮影枚数は約200枚(CIPA準拠)。本体サイズは幅91.3×奥行き18.8×高さ56.3mm、重量は約127g(バッテリー、メモリーカード含む)。カラーバリエーションはピンク、レッド、ブルー、ブラックの4色が用意される。

FinePix Z20fdの主なスペック
製品名 FinePix Z20fd
撮像素子 1/2.3インチ有効1000万画素CCD
レンズ 光学3倍ズーム、f=6.3~18.9mm(3mmフィルムカメラ換算時:約35~105mm)、F値 3.7~4.2
静止画撮影 最大3648×2736ドット
ISO感度 オート、ISO 64/100/200/400/800/1600
動画撮影 最大640×480ドット、秒30フィールド、MPEG-4形式
液晶ディスプレー 2.5インチTFT 約15万ドット
記録メディア 内蔵メモリー(45MB)、xDピクチャー/SDカード(SDHC対応)
インターフェース USB、AV出力
電源 専用リチウムイオン充電池(NP-45)
撮影可能枚数 約200枚
本体サイズ 幅91.3×奥行き18.8×高さ56.3mm
重量 約127g(バッテリー、メモリーカード含む)

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