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ダイナミックレンジを広げたハイエンドモデル 富士フイルム「FinePix S100fs」

2008年02月24日 17時00分更新

文● 行正和義

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 富士フイルム(株)の「FinePix S100fs」は光学14.3倍ズームレンズを備えるレンズ一体型デジタルカメラだ。大口径レンズや大型撮像素子、広ダイナミックレンジ撮影など豊富な機能を備え、同社のハイエンドにあたるモデルだ。

富士フイルムのFinePix S100fs
富士フイルムの「FinePix S100fs」

 撮像素子は同社開発の「スーパーCCDハニカムVIII HR」で、有効画素数1110万画素。サイズは2/3インチで、多くのコンパクトデジタルカメラが採用する1/1.8インチよりも若干大きくなっている。同社のハニカムCCDには画素数を高める“HR”と、大小の受光素子を並べてダイナミックレンジを高める“SR”があるが、本機はHRを採用しながらダイナミックレンジを広げる工夫がなされている(ちなみに、同社の一眼レフデジタルカメラ「FinePix S5 Pro」がSRタイプを採用するが、2006年12月発表のモデルで後継機種はリリースされていない)。

FinePix S100fsの前面
大径レンズや大型グリップなど一眼レフ機さながらの前面。グリップとレンズの間にあるのは上がAF補助光イルミネータ、下がシンクロターミナル
FinePix S100fsの上面
モードダイヤルと電子ダイヤルが並ぶ操作系はなかなか使いやすい。ISO感度や露出補正などのボタンは押しながら電子ダイヤルを回転させる

 レンズシフト式手ぶれ補正機能付きの高倍率ズームレンズ(35mmフィルムカメラ換算で28~400mm)を備えるボディーは大柄で、握りやすい鏡胴部やグリップなども大きく作られている。外装は硬質樹脂だが安っぽさを感じさせない表面処理となっており、各所のラバーコーティングやかっちりとしたダイヤル/ボタン類など、非常にしっかりとしている。

FinePix S100fsの背面
カーソルキー中心の操作とはえ、AEロックボタンおよび測光モード切り替えダイヤルを持つなどコンパクト機というよりも一眼レフデジタルカメラの操作系に近い。液晶表示は撮影時ステータス画面(マニュアル露出、手ぶれ補正ON、顔検出ON)。カーソルの上下にT/Wとあるのは再生時の拡大/縮小のため

 背面には、二重ヒンジ構造によって上90度/下45度まで可変アングルが可能な2.5インチ液晶ディスプレーを装備するほか、上部の軍艦部にはEVFを内蔵するのは望遠ズーム機ならではだ。また、本体上部には大きなモードダイヤルと電子ダイヤルを装備し、上部ボタンでのISO感度と露出補正の変更、側面ボタンでは連写モードといった具合に、“ボタンを押しながら電子ダイヤルを回転させる”という一眼レフカメラらしい操作性が随所に取り入れられている。

FinePix S100fsの左側面 FinePix S100fsの右側面
左側面にはUSB、AV出力、DC入力端子を持ち、端子の前方に上にあるのはブラケット/連射ボタン、手ぶれ補正ON/OFFボタン、AFモード切り替えダイヤル。液晶ディスプレーを跳ね上げれば真上から見ることもできる。ズームすると鏡胴部は1.5倍くらいの長さに伸びる。なお、USB端子にはオプションのリモートレリーズを装着できるグリップ側にはメモリーカードスロットを持つ。背面の液晶ディスプレーは下側に倒して斜め下から撮影可能
FinePix S100fsの付属品一覧
大型の花形フードとレンズカバー、両吊りストラップ、充電池/充電器などが付属する。花形フードの一部は取り外せるようになっており、偏光フィルターを装着したときに回しやすい配慮がなされている

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