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アイ・オー・データ機器、廉価版の1TB NAS「LANDISK Home HDL4-G1.0/2D」を発表

2008年03月19日 16時29分更新

文● 編集部 小西利明

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 (株)アイ・オー・データ機器は19日、家庭向けNAS「LANDISK Home」シリーズの新製品として、内蔵HDD数を減らして低価格を実現した「HDL4-G1.0/2D」を発表した。容量1TBで、価格は5万3000円。発売時期は4月上旬。

HDL4-G1.0/2D

LANDISK Home「HDL4-G1.0/2D」

 LANDISK Homeの主力商品であるHDL4-Gシリーズ(関連記事1)は、筐体内に4台のHDDを内蔵して、RAID 5機能によるデータの安全な保存を実現するNAS製品であった。一方、新たにラインナップされたHDL4-G/2Dシリーズは、内蔵HDDを2台に減らして低価格化を実現した製品である。

 基本機能は4台内蔵のHDL4-Gシリーズと同様だが、HDDが2台のため、2台をひとつのHDDとしてまとめて扱う「スパニングモード」で出荷される。筐体のフタを開けて、追加で2台のHDDを増設することが可能で、増設後はスパニングモードのまま、4台を1台のHDDとして使えるほか、4台のHDDをRAID 5モードで使用することも可能である。増設用HDDには、同容量(500GB)の「HDI-SA500H7」を2台使用する必要がある。

 なお、RAID 5モードで使用する場合は、データ保存に使用できるHDD容量は3台分(1.5TB)となり、初期の2台分に保存されていたデータは初期化される。HDD 2台の状態ではRAID 5モードは使用できない。

 そのほかの機能はHDL4-Gシリーズと同等で、パソコン向けのNAS機能のほか、DLNAサーバー機能やiTunesサーバー機能、(株)東芝の液晶テレビ「REGZA Z3500」(関連記事)に接続してのハイビジョン放送録画機能などを備える。

 また、付属ソフトウェアを利用して、本体背面USBポートに接続したUSB光ディスクドライブから、CD(音楽CD不可)やDVDをISOイメージで取り込む機能や、任意の2つのフォルダー内のデータを同期する機能も備える。

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