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脳科学に裏付けられた画期的学習エンジン

やる気にさせる英語学習SNS「iKnow」の意外な素顔

2008年02月21日 18時00分更新

文● 板井博史

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社員もiKnowと同じ世界にいる


── 新しいものを取り入れるのが凄く早いなと思いました。「Twitter」が流行ってると思ったら、いつの間にかマイページにTwitter風の一言ボックスができてて。

長谷川 それというのも、ウチのエンジニアたちが、ここにTwitterみたいなのがあったらいいな、と思ったからなんですよ。自分たちがその世界に生きているから敏感なんですよね。

エリック この会社では肩書き上、私とアンドリューが一番偉いことになってますけれど、ほとんどの意志決定は、他の人間がやっています。私とアンドリューの主な役目は、環境作り。フェアな環境を作ることで、頭の良いアイディアならやってみようとなって、ダメなアイディアだったら上から出たものでもやらないとなる。

 流れの早いこの業界で、私とアンドリューがみんなと一緒に歩くためには、こっちも必死にやって行かなきゃいけない。俺たちに付いて来いじゃないんですよ。私が41歳でアンドリューが40歳ですが、いまのWeb 2.0の発想って大体20代の発想ですからね。でも20代の方って、資金集めの経験があまりなかったりしますし、いろいろな落とし穴が一杯あるじゃないですか。新しいものが出てきて方向が変わったりとか、そういうところで経験が必要なんですよ、会社には。われわれの役割は、どっちかというとそっちなんですよ。

 セレゴでは良いアイディアと能力さえあれば、どんなに若いエンジニアでもすぐに出世できます。それは単なる肩書きだけじゃなくて、ストックオプションや給料、自分が好きな仕事をするための権限や周りの人たちからの尊敬なんですよ。



ユーザーと一緒にやっていきたい


──最後に、これからiKnow!にどんな機能が追加されるのでしょうか?

アンドリュー もうすぐかなり大きく変わるコンテンツが出てきます。もちろん学習アプリケーションを増やすことも考えていますが、もっとユーザーと一緒に何かができたらいいと思うんですよ。ユーザーにただ提供するだけではなくて、一緒にできるのが良いと思う。今でもコミュニケーションはあるんですけれど、もっともっとWeb 2.0的に2ウェイなものにしていきたいですね。

エリック お互いに力を使い合うというか、今は皆さんセレゴが次に何を出すんだと待っている感じだと思うんですけれど、お互いにやりましょうよ、ユーザーの力も貸してください、というテーマがこれから出てくると思います。これがネクストジェネレーションですね。といっても、そんなに遠い話じゃないですけれどね。

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