各種諸元比較表
最後にタムテックギア「ホットショット4WD」のベースとなった1985年発売の「ホットショット」が2007年に復刻した際の各種スペックと比較してみよう。 サイズ的に約2割ほどスケールダウンしたのが良く分かる。
「ホットショット4WD」 タムテックギア |
「ホットショット(2007)」 復刻版 |
|
---|---|---|
全長 | 310mm | 390mm |
全幅 | 182mm | 235mm |
ホイールベース | 189mm | 262mm |
トレッド(前/後) | 155/155mm | 194/194mm |
フレーム | 強化繊維入りナイロン製モノコック | ABS樹脂製モノコック |
サスペンション(前) | ダブルウィッシュボーン | ダブルウィッシュボーン |
サスペンション(後) | ダブルウィッシュボーン | ダブルウィッシュボーン |
駆動方式 | シャフトドライブ4WD | シャフトドライブ4WD |
モーター | RK370タイプ | RS540タイプ |
デフギヤ | ピニオンタイプ | 前後3ベベル |
ギヤ比 | 10.86:1 | 8.1:1/10.04:1 |
強く買いを推奨!
正直、子供の頃のあこがれのマシンを手にしてテンションが上がっているという点を差し引いたとしても、 組み立て工程がなく、これだけのスペックの本格的なラジコンを1万円半ばで手にすることができるなんて、イイ時代になったとしか言いようがない。 タムテックギアシリーズ「ホットショット4WD」は、モデルとなった 1/10電動RCカーシリーズの「ホットショット」と寸分違わずスケールダウンしたという訳ではないが、 シャフト4WDシステムやフロントダンパー、車体の雰囲気などかなり正確に再現されていると言っても良い。 ましてやサイズが小さくなっているにも関わらず、ここまで「ホットショット」のエッセンスを再現している点は称賛に値する。
最近のラジコンは高性能になったらしいから、久しぶりに本格的なラジコンを手軽に楽しんでみたいという大人には強く買いを推奨したい! 特に「買う買う団」メンバーと同じ80年代に小学生で「コロコロコミック」を愛読して「ホットショット」が買えず マイティフロッグ、ホーネット、グラスホッパーで過ごした人には 子供の頃のやり残しを清算できるに違いない。