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JPRS、2007年度の「ドメイン名重要ニュース」を発表

2007年12月21日 16時57分更新

文● 編集部

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 (株)日本レジストリサービス(JPRS)は21日、2007年度版の「ドメイン名重要ニュース」を発表した。この内容は、ドメイン名やDNSを中心に、今年起こったインターネットに関する出来事のうち、重要なものについて独自の視点で解説を試みるものとなっている。

 話題のトップは、“RegisterFly事件とその後”。この事件は、200万件ものドメイン名を管理するgTLDレジストリーの機能不全という、起きてはならない問題が起こったときの影響の大きさという点で、インターネットにとっても非常に大きな影響を及ぼすこととなった。日本国内にも、その影響を受けたユーザーは数多いはずだ。

 事件の概要は、ICANN(インターネットに関する各種資源を管理する民間の非営利法人)認定の米RegisterFly社が、サービス上のトラブルを引き起こしてgTLDレジストラの認定を取り消されることになるが、その後の登録者保護の手続きを円滑に進めることができず、RegisterFlyを利用していたユーザーが大きな混乱に陥ってしまったというものである。

 一般には、「ドメイン名の登録はどこを使っても同じ」という意識があるが、この事件はその考えが誤りであったことを如実に伝えるものとなっている。詳細は下記関連サイトの当該記事を参照していただくとして、実際にドメイン名を取得したい場合には、そのドメイン名がどのような形で管理・運用されているのか、使おうと考えている会社は将来に渡って安定したサービスを提供してくれるか、ということを利用者自身が慎重に見極める必要があることを、図らずも教訓として示した形になった。

 ここで分かったことは、トラブル時になかなか来ない情報、英語などの外国語によるコミュニケーションの難しさ、万一問題に直面したときには海外で裁判を争わなくてはならないことなど、gTLDには超えなくてはならないハードルが存在していることだ。JPドメイン名のように、そのドメイン名を管理・運用しているレジストリーが一括管理しているケースと比較してみるとその違いが明確になるだろう。

 2番目の話題は、“DNSへの攻撃、トラフィックの増加、そして対処”。これは、インターネットの基幹を支えるDNSの現状と背景について捉えたものだ。

 3番目以降には、“アジア太平洋地域向けのTLD「.asia」の登録受付開始”、“IE7の普及と日本語JPドメイン名の広告利用”、“Internetを支えるキーパーソンの交代、日本からの貢献”と続く。番外編は、“汎用JPドメイン名を2500円に値下げ”となった。

 今年のインターネットを振り返る意味でも、あらためてこうした情報を眺めてみることをお勧めしたい。


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