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サトームセンからヤマダ電機へ! 秋葉原駅前に「LABI秋葉原パソコン館」がオープン

2007年12月14日 16時49分更新

文● 北村

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LABI秋葉原パソコン館外観

約30年間「サトームセン駅前1号店」として営業していた建物を改装し、本日オープンした「LABI秋葉原パソコン館」

 本日、JR秋葉原駅電気街口のそばに、ヤマダ電機の都市型店舗「LABI秋葉原パソコン館」がオープンした。売り場は地下1階から5階までの6フロア構成で、売場面積は約898平方メートル。デスクトップパソコン、ノートパソコン、モバイルパソコンをはじめ、パソコンサプライ、デジタルカメラなど、約20万アイテムを販売する。

 営業時間は10時~22時。フロア構成は地下1階がデジタルカメラ、1階が電子辞書・デジタルオーディオプレーヤー・モバイルPC、2階がノートPC・サプライ、3階がデスクトップPC・プリンタ、4階がマウスやヘッドセットといった周辺機器・ソフト、5階がHDDや液晶ディスプレイといった周辺機器・BTO PCとなっている。
 「LABI(ラビ)」はヤマダ電機の都市型店舗のストアブランドで、LABI秋葉原パソコン館は全国6店舗目、東京都心部では4店舗目の出店となる。ちなみにLABIとは“Life Ability Supply”を表し、これは「豊かな生活を実現する力」を供給することを意味するという。

駅前は人、人、人! 約1500人が殺到!

平日にもかかわらず開店前から大勢の人が並ぶ。行列は朝6時頃からできはじめたという

開店直前には秋葉原駅前まで行列が続いていた。同店によると行列は約1500人に達したとのこと

 オープニングセレモニーには、ヤマダ電機 代表取締役副社長兼COOの一宮忠男氏が登場し、「秋葉原駅前という好立地に出店できた。これはヤマダ電機のシンボルになる」とコメント。開店5分前には、LABI秋葉原パソコン館店長の吉岡俊貴氏と、先頭に並んでいた男性を加えた計3人でテープカットを行なった。

一宮忠男氏

ヤマダ電機 代表取締役副社長兼COOの一宮忠男氏が「秋葉原駅前という好立地に出店できた。これはヤマダ電機のシンボルになる」と挨拶

テープカット

代表表取締役副社長兼COOの一宮忠男氏、店長の吉岡俊貴氏、先頭に並んでいた男性の3人でテープカットを行なった

開店

10時に開店。来店者に慌てた様子はなく、特に混乱もなかった

目玉商品購入希望者

セール品の周囲にはさっそく人だかりができる

フロア構成をチェック!

地下1階

地下1階はデジタルカメラ・デジタルビデオカメラコーナー。クリスマス商戦のためかデジカメは大人気で、フロアは大混雑

1階

1階は電子辞書・デジタルオーディオプレーヤー・モバイルPCコーナー。モバイルPCが人気となっていた

2階ではノートPCとDVDなどのメディアを販売。来店者のノートPCへの関心は高く、フロアは超満員状態。特価品が次々と売れていった

3階はデスクトップPCとプリンタ売り場。各社のインクなども豊富に取り揃える

4階は周辺機器とソフトウェアのコーナー

マウスやゲームパッド、ヘッドセット、スピーカといったデバイスが数多く陳列されている

5階ではHDDや液晶ディスプレイといった周辺機器とBTO PCを販売。4階の周辺機器とは違い、シュレッダーやスキャナー、ネットワーク関連商品など、法人を意識した売り場構成だ

萌イラスト発見

ペンタブレットコーナーには萌え萌えイラストの作品例が飾られている。アキバらしい展示方法だ!

休憩所

各階エスカレーター脇には椅子が設置されているので、買い物に疲れたらここで休憩できる。窓からは秋葉原駅前が見下ろせる

トイレ

トイレは各階に設置されている。秋葉原のトイレ事情もだいぶ改善されてきた感がある

 秋葉原では9月にソフマップがリニューアルして家電を扱い始めたほか、老舗の石丸電気も10月にリニューアルしたばかり。ヨドバシカメラが秋葉原に店舗を構えてからというもの、秋葉原の大手量販店では大規模な再編が相次いでいる。そこにヤマダ電機が新規参入することにより、集客争いや価格競争が激化することは容易に想像できる。利用客にとっては、サービスの向上や特価セールなど歓迎すべきことが多いが、秋葉原の周辺ショップにとっては厳しい冬の到来になるのかもしれない。

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【取材協力】

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