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約8割が新料金プランに興味あり

アップデイト、携帯電話の料金プランに関する調査を実施

2007年10月04日 19時30分更新

文● 永島和夫

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 (株)アップデイトは4日、「携帯電話の料金プランに関する実態調査」の結果を発表した。(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモの「ファミ割MAX50」「ひとりでも割MAX50」など、最近登場した割引制度について各キャリアーの約8割のユーザーが「興味がある」と回答した。

 この調査は、ケータイ向け無料ホームページ作成サービス「フォレストページ」など17のウェブサイトの協力により、アップデイトのMMD研究所が実施したもの。実施期間は9月21日から25日で、有効回答数は8173件。回答者の比率は、女性が84.4、男性が15.5%。年代別に見ると、10代が40.0%、20代が29.0%、30代が18.9%などとなっている。職業は会社員と高校生の22.4%が最も多かった。

 選択している料金プランが自分に合っていると思うか? という質問には、全体の66.4%が「合っていると思う」と回答した。キャリアー別に見ると、NTTドコモのユーザーの69%、au(KDDI(株))のユーザーの66.8%が「合っていると思う」と回答しているのに対し、ソフトバンクモバイル(株)のみ「合っていると思う」と回答したユーザーが55.4%と少なくなっている。

 料金プランについて知っている点を尋ねたところ(複数回答)、「無料通話金額」が64.8%、「繰越可能金額」が37.7%、「繰越可能期間」が32.6%、「無料通話分数」が27.3%となった一方で、「あまり理解できていない」も28.9%となった。キャリアーごとに見ると、ソフトバンクモバイルのユーザーの理解度が他キャリアーに比べて低く「あまり理解できていない」も41.1%に上った。

 基本料金プランを変更したことがあるか? という質問には全体で65.6%が「変更したことがある」と回答した。キャリアー別に変更したことがあるユーザーの割合を見ると、NTTドコモが81.8%、auが52.4%、ソフトバンクモバイルが69.0%とキャリアーごとに明らかな差が出ていることがわかる。料金プランの見直しをしているかという質問の回答としては「ほとんど見直していない」が全体で36.7%ともっとも多い半面、全体の11.9%が「毎月見直している」と答えている。実際に料金プランをどれくらいの頻度で変更するか? という質問では、「ほとんど変更せず」と回答したユーザーが全体の52.9%と最も多く、次いで27.7%のユーザーが「1年に1回変更している」と答えた。

 NTTドコモの「ファミ割MAX50」「ひとりでも割MAX50」、auの「誰でも割」、ソフトバンクモバイルの「ダブルホワイト」など、最近登場した割引制度の認知度に関する質問では、自分のキャリアーの割引制度についてそれぞれ約8割が「興味がある」と答えており、「既に利用している」が34.7%と回答した。割引制度の利用のために携帯電話会社を変更しようと思うかについては、60.5%が「変更したいとは思わない」、29.1%が「興味はあるが変更までは考えていない」と回答し、割引制度のためにキャリアーを変更する意志がないユーザーが大半を占めた。

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