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電子コミックの利用は7割超

アップデイト、携帯コンテンツに関する利用動向調査の第3弾を実施

2007年08月23日 19時11分更新

文● 永島和夫

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(株)アップデイトは23日、“携帯コンテンツに関する利用動向調査part3”の結果を発表した。5月に実施した前回調査(関連記事)に比べ、電子コミックの利用が7割を超えるなど、各コンテンツの利用率が上がっている。

この調査は、ケータイ向け無料ホームページ作成サービス“00HP(ゼロゼロエイチピー)メイカー”など17のウェブサイトの協力により、アップデイトのMMD研究所が実施したもの。実施期間は今月3日から6日で、有効回答数は3120件だった。回答者の属性としては、男性が21.6%、女性は78.4%。年代は10代が32.0%、20代が31.1%、30代が23.5%など若年比率が高いものの、職業は会社員の23.7%が最も多く、次いで高校生が17.1%、主婦13.9%、アルバイト10.3%などとなっている。

電子コミックについては回答者の73.9%が「読んだことがある」と回答し、前回調査よりも比率が増加。そのほかの回答は「対応機種を持っているが読んだことがない」が21.9%、「持っている携帯電話が対応していない」が4.2%だった。

SNSの登録数を聞いた質問では、ケータイ向けSNSの登録数は、男性が1サイト20.8%、2サイトが12.2%。女性は1サイト20.6%、2サイトが11.5%。登録していないと答えた男性は50.7%女性が52.2%となった。パソコン向けSNSについては、登録しているユーザーは1サイトと答えた回答者が多く、登録していないと答えた回答者は男女ともに7割を越えた。

SNSの利用について年代別にみると「登録していない」と答えた回答者は、男女とも10代が多かった。これは大手SNSの利用規約に未成年の利用を禁止するなど、年齢制限を設けていることも関係していると思われる。

そのほか、最近1ヵ月に利用したサービスでは、男性は“天気予報”、女性は“検索サイト”が最も多かった。年代別では10代男性の1位が“掲示板”、10代女性の1位が“待受け”など年齢による嗜好を反映した結果となった。そのほかの機能では、ワンセグの利用経験有りが25.2%、おサイフケータイの利用経験有りは14.7%など、どちらも前回調査よりも比率が増えている

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