松下電器産業(株)は28日、高速電力線通信「HD-PLC」の普及拡大とHD-PLCの採用製品間での通信互換性の向上を目指す「HD-PLCアライアンス」を設立したと発表した。
HD-PLCアライアンスは、HD-PLCを採用する企業などから、“一般のユーザーが安心して使えるように、製品間での安定した通信互換性の向上が求められている”ことを受けて設立された。
活動概要としては、製品間での通信互換性向上を検討するほか、展示会への出展やウェブを利用した普及活動を行なう。そのほか、HD-PLC技術セミナーやフォーラムを開催し、HD-PLCに興味を持っている国内外の企業などに対して参加を呼びかけていく予定。
現時点で参加している企業は、パナソニックコミュニケーションズ(株)、松下電工(株)といった関連会社のほか、(株)アイ・オー・データ機器、 沖電気工業(株)、(株)バッファローが参加している(2007年9月25日時点)。