同日開催された製品説明会では、NTTドコモ 執行役員 プロダクト&サービス本部 プロダクト部長の永田清人(ながたきよひと)氏、富士通(株) 経営執行役上席常務の伊藤公久(いとうきみひさ)氏、台湾HTC社 CEOのピーター・チョウ(Peter Chou)氏が出席し、製品に関する意気込みなどを語った。
永田氏は、今回の“1100”シリーズ2製品について「ターゲットとしては、ハイエンドユーザーが狙い」と説明。従来の同社のスマートフォンは、法人をターゲットとしており、スマートフォンにおける認知度は決して高くなかったが、「コンシューマーユーザーにも市場を拡大し、受け入れてもらえるようにする」と説明した。
富士通の伊藤氏は今回発表したF1100について、「富士通にとって新しい分野や機能にチャレンジする戦略商品であり、企業向け製品としてさらなる価値を付加できる製品であると思っている」と述べた。また、「Windows Mobile対応ということで、これまでのWindows向けのアプリと同様の環境で開発できるので、業務用システムが簡単に作れる」と端末としての強みも説明した。
台湾HTC社のチョウ氏は、「今回のHT1100に搭載されたTouchFLOをベースとしたインターフェースは、非常に革新的な技術であり、指1本でいろいろな機能が使える」と述べ、「複雑な機能も簡素化できる」と使いやすさを強調した。