週末見るコンテンツはコレ★ 第3回

【週末見るコンテンツはコレ★】

地獄のバイク・ヒーローに日米カスタムカー対決!! 夏の最終コーナーをホット＆クールに駆け抜ける爆走3タイトル！

カーマニア必見!? 常軌逸脱アメリカン・アホ・カスタム車
『ピンプ・マイ・ライド 車改造大作戦! セカンド・シーズン』

DVD
価格：4935円
7月20日発売(発売中)
発売元：パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
http://www.paramount.jp/dvd/catalog/dvd07110.html

ポンコツ車を超クールな車に大改造!!

DVDのキャッチコピーのこの言葉がすべて……ではない。カーマニアに向けた作品と思ったら大間違い。車に興味がなくても楽しめる、というか“エンスー”と呼ばれるような本格的なカーマニアが見ると激怒しそうなカスタム車のオンパレード。ポンコツとクールの間の振り幅がハンパなくデカイ。僕たち素人はビール片手に「一生懸命アホなことやってんな～」と楽しめてしまうというわけ。

“ゴミか？”と思ってしまうような、走っていることが不思議なくらいのクソボロ車がクール(あくまでもアメリカンな視点で)に生まれ変わる、MTVで放映された人気番組のセカンド・シーズンがDVD化。日本人の常識を超えた(異常な)カスタム車が続々と登場する。

司会は有名ラッパー・イグジビット。セレブ御用達のカスタムショップ“West Coast Customs”が、応募してきた若者のクソボロ車にエクストリームなカスタムを施す。

「YO！ 俺様は超ビッグ。そんな俺様が最も乗りたくない車がコレだぜ」的なイントロで始まり、応募者の自宅へ出向く。まず、応募者のリアクションが見物。誰もが絵に描いたようなアメリカンなリアクション。喜びすぎて卒倒するんじゃないかと思ってしまうくらいだ。

そして応募者の趣味趣向を聞いてカスタムが始まるわけだが、そのカスタムはかなりスゴい。

50型の液晶テレビを組み込んだり、化粧台を作ったり、カーステにレコーディング機材を組み込んだりと、もう車というよりは家。『大改造!!　劇的ビフォーアフター』的なカスタムばかり。

走ることさえ不思議なくらいの車なのに、エンジン周りのカスタムは一切ナシ。見た目と快適(だと思われる)空間だけをグレードアップするカスタムを施すのである。

「今頃エンジントラブルで高い修理費払わされてるんだろうな」と思いながら観ると楽しさも倍増だ。