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2007年04月27日更新

大型連休直前アンケート! SEにゴールデンウイークはあるのか?

SEのGW

2007年のゴールデンウイーク(以下、GW)は、5月1~2日の中2日を休日にすると9連休という大型連休になる。カレンダーどおりに休める人は、すでに旅行などの予定を入れていることだろう。しかし、世の中には祝日も休日も関係なく働く人だっている。それではひたすら忙しいという印象があるSEは、GWをどのように過そうとしているのか。そこで、中小企業から大手企業までの264人のSEにアスキービジネス・キャリアが独自にアンケートを実施。「GW中に何日ほど休めるのか」「その休暇の過ごし方は?」などを聞いた。果たして、アンケート結果から見えるSEの実情とは……。

SE、GWの実情

 まずはGWに何日くらい休暇を取れるのかを調査した。「SEのゴールデンウィークの休暇予定」(図1)の全体の結果を見ていただきたい。

図1:SEのゴールデンウィークの休暇予定
図1:SEのゴールデンウィークの休暇予定

 「SEには休みがないのでは……」という予想に反して、彼らにも普通にGWがあるという結果が出た。有給を取って大型連休を取れる人は22%。「カレンダーどおり」に休暇を取れる人が約65%。両者を合わせれば意外にも90%近くのSEがGWに連休を取れるようだ。

 しかし、一方でやはり「まったく休みがない」「いつもと変わらず土日休み」というSEが約10%いることに注目したい。これを企業規模別結果で見ると、小さい企業ほどGWに休暇を取れない傾向にあることが分かる。これも世間のイメージどおり、大手企業は労働力に余裕があり、中小は余裕がない分だけ1人のSEにかかる負担が大きく、休みが取れないということか。

 では、この休みが取れないSEにはいわゆる“フォロー”があるのだろうか。つまり交替で連休を取れる勤務体制があったり、代休を取れたりするなどがあれば問題ないはずなのだが。その辺りの状況を聞いたのが下の「代休の有無」(図2)と「休日出勤の手当の有無」(図3)だ。

図2:代休の有無 図3:休日出勤の手当の有無
図2:代休の有無図3:休日出勤の手当の有無

 なんとGWに休みが取れないSEの50%が代休すら取れないことが分かる。そして、休日出勤の手当てが出ない人も約55%。GWを返上して働く人の過半数が、その見返りを得られずにいるということになる。一般的には、休日出勤したらプラスアルファの手当てをもらってしかるべきなはずだが、それすらなく、彼らの状況はただただシビアなのである。

SEのゴールデンウィークの遊び方

 さて、長期休暇を取れる組のSEたちは、どう休みを楽しむのだろうか。「ゴールデンウイークの予定」(図4)(図5)を見てみよう。

図4:ゴールデンウイークの予定-年代別 図5:ゴールデンウイークの予定 -企業規模別-
図4:ゴールデンウイークの予定-年代別図5:ゴールデンウイークの予定 -企業規模別-

 企業規模や年代に左右されることなく圧倒的に多いのが「家族サービス」と「何となくパソコンに向かう」だった。続いて「家電量販店に行く」「DVDをまとめて観る」「1日中寝る」が多い。ここぞとばかりにレジャーの計画を立てるという印象は薄く、普段の休日にするような予定が目立つ。もちろん、スポーツや映画、温泉に出かける人もいるが、全体的にインドアでゆっくりと過ごす傾向があるようだ。「海外旅行に行く」者は皆無に近い。ギャンブルは人気がなく、SEは真面目な人が多いのか? という印象を受ける。ついでに意外なところでは、ゲーム派やアキバ派が若い層に少なく、大勢は40代前半だという傾向がうかがえた。

 しかし、企業規模別に細かく見ていくと、大企業に勤めている人は比較的レジャー(温泉や映画にいく)など、連休前から予定を立てている人が多いのがわかる。そして家族サービスを選択したのは大企業に多い。  このように大企業組はGWにお金をかけそうなイメージを持てるが、実は企業規模別のGWの「予算」に関してはほとんど差が出ていなかった(図6)。海外旅行に行くなどより、比較的小さな楽しみや休憩に集中しているSEのGWの使うお金の額に関しては“格差”がないようである。だが、大企業組みの温泉旅行や家電量販店に行くなどのある程度まとまった出費をする派と、中小企業組のゲームやアキバに買い物に行くことでの細々した出費派とで、“出費方法”に個性があると分かる。

図6:ゴールデンウィークの費用平均予算
図6:ゴールデンウィークの費用平均予算

GWはやっぱりあった方がいい? 中小企業の40代SEが特に思うところとは

 最後に大型連休はあったほうがいのかどうかを聞いてみた(図8)(図9)。ほとんどのSEがGWは「あった方がよい」という意見結果だ。だが、中小企業や40代以上のSEに「休みはない方がよい」と答える傾向が若干見られた。企業規模別データからは中小企業。年齢別データからは、40代以上が「休みはない方がよい」と意見が集中しているのを確認していただきたい。40代のゴールデンウィークは、「どうせ家族サービスだし……」とか、休みなしの中小企業で「毎年毎年どうせ忙しいし……」という発想なのだろうか。年齢的に蓄積された疲労感をうかがえなくもない。

図7:GWはあった方が良いか ー企業規模別ー 図8:GWはあった方が良いか ー年代別ー
図7:GWはあった方が良いか ー企業規模別ー図8:GWはあった方が良いか ー年代別ー

 本アンケート結果を総体的にまとめると、忙しいSEも比較的GWは休んでいるということが分かった。しかし日頃の疲れを癒すためか、海外旅行には行かずに、比較的骨休めな休暇の取り方をする。また大企業と中小企業では、GWの浪費金額はほぼ3万円台と同じにもかかわらず、「まとまって出費する」大企業組、「ちょびちょび出費する」中小企業組みという“お金の使い方”には違いがあるなど、おぼろげながらも浮かび上がった。そして少数派だが、一部40代にゴールデンウィークを悲観する傾向あり。  アスキービジネス・キャリアは頑張るSEを今後も応援したい。

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