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角川デジックス、YouTubeが開発するコンテンツ保護ツールの実験に参加

2007年07月26日 19時14分更新

文● 編集部

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(株)角川ホールディングスのグループ企業である(株)角川デジックスは26日、編集部の取材に対し、米グーグル(Google)社が運営する動画共有サイト“YouTube”が開発している映像向け指紋技術の実証実験に参加することを明らかにした。同時に、角川グループで、YouTube日本版でPRコンテンツを配信していく予定があることも明らかにしている。

YouTube日本語版

YouTube日本語版

映像向け指紋技術は、YouTubeにアップロードされた映像コンテンツが、著作権を侵害しているかどうかを調べる際に利用されるもの。このYouTubeの実験には、米ウォルト・ディズニー社や米タイム・ワーナー社といった海外のコンテンツプロバイダーが参加しているが、日本で協力するコンテンツプロバイダーは角川グループが初となる。

同社によれば、“YouTube日本版”が6月19日に開始されて以前より、『涼宮ハルヒ』『らき☆すた』といった角川グループが著作権を所有するアニメコンテンツや映画など約15万の動画ファイルが、著作者の許諾を得ずにアップロードされていたという。

なお、同じ角川グループでは、(株)角川書店が24日にアニメなどのコンテンツを配信するサービス“アニメNewtypeチャンネル”を開始している。


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