(株)カプコンは4日、パソコン向けアクションゲームソフト『モンスターハンターフロンティア オンライン』のプレス向け説明会を開催し、オープンβサービスの開始および正式サービスの開始時期を発表した。
パソコンにもモンハンがついに登場!
モンスターハンターは、2004年にプレイステーション2で第1作目が発売されて以来、最新作の『モンスターハンターポータブル2nd』まで計6作、累計370万本以上が出荷されている(2006年度末現在)。
第7作目となるモンスターハンターフロンティア オンラインは、パソコン向けのオンラインアクションゲーム。コンシューマー向けのモンスターハンターとは異なり、ゲームの舞台はオンラインのみとなる。今年2月から5月にかけて3回のクローズドβテストを実施してきたが、ついに今月28日の16時より正式サービス開始となる。また、正式サービス開始前にもオープンβテストが21日の16時から28日の10時まで実施される予定だ。
利用料金は、利用料無料の“無料体験コース”、30日のプレイチケットとなる“ハンターライフ30日コース”(1400円)、60日の“ハンターライフ60日コース”(2660円)、90日の“ハンターライフ90日コース”(3780円)が用意される。また、同社公認のネットカフェでは、ネットカフェの利用料金のみでハンターライフコース(有料コース)がプレイできるサービスも用意されるという。ゲームプログラム本体は無料でダウンロードできる。
利用料金の決済手段は“クレジットカード”“WebMoney”“NETCASH”“Edy”“携帯課金”の5種類に対応する。なお、携帯課金は7月末に導入予定だという。
また、ゲームプログラム自体は無料だが、特典アイテムやハンターライフ 30日コース、インストールガイドなどが付属するパッケージ版『モンスターハンター フロンティア オンライン プレミアムパッケージ』も発売する。発売日はサービス開始前の今月14日で、価格は4190円。
今回、このモンスターハンターフロンティア オンラインが、同社にとってパソコン向けオンラインゲームの本格参入第1作目となる。その意気込みについて常務執行役員の稲船敬二氏は、「オンラインに持っていくのであれば、一番自信のあるタイトルでやりたかった」と語り、「あくまで第1弾であり、オンライン事業で核となるタイトルはまだまだ次も準備中」と述べた。
企業コラボも発表! 面白アイテムが目白押し
複数の企業とのコラボレーション企画も発表された。コラボ企業の商品を購入することで、アイテム・クエストのコードが入手でき、独自のアイテムが入手できるという仕組みだ。
長州小力がモンハンで文字通り大暴れ!
また、お笑い芸人の長州小力さんとの販促プロモーションも発表された。特別ゲストとして会場に登場した小力さんは、「僕自身はPSPを持っていなかったんだけど、芸人仲間に借りてやってみたりはしていた。今回、モンスターハンターでお仕事ができると聞いて、ひょっとしてPSPもらえるかな? と思ったんだけど、現場に着いたらパソコンが置いてあったんで、さすがにパソコンくださいとは言えなかった……」と切り出して、会場の笑いを誘っていた。
トークセッションでは、実際に小力さんにゲームをプレイしてもらった映像が流されたが、周りにいるプレイヤーをナンパするなど「チャットの使い方を間違えている」と言われていたり、ドラゴンの目の前でいきなり肉を焼き始めて、1発で倒されるなど、まるでコントを見ているような状態だった。これに対して小力さんは「色々と試してみるのが自分のやり方。確かにゲームとしては成り立っていなかったんだけど、自分としてはすごく楽しかった」と楽しみ方のひとつとして提案していた。
最後に「モンハン、すごく楽しいです。いい出会いも必ずあります。ワッハッハッハッハ」と、とりあえず締めくくっていたようだった。