働き方改革を成功に導くソリューションを30個集めてみた
「働き方改革」が流行語大賞にノミネートされるなど、新しいワークスタイルの構築は喫緊の課題。成功のカギはやはりITだ! 今回はテレワーク対応やペーパーレスなど働き方改革に有効なソリューションを30個集めてみた。あなたのオフィスで使えそうなものはいくつありますか?
今回紹介する働き方改革に有効なアプリやサービスは
●社内でも社外でもコミュニケーションを円滑にする「チャットツール」
●オンライン上でWordやExcel、さらには勤怠管理まで共有可能になる「グループウェア」
●社用のスマホなどの端末を一括管理、紛失防止等をできるようにする「モバイルデバイス管理」
●資料やデータを簡単に共有できる「ファイル共有」
●チームのメンバーとスケジュール進行や作業効率向上を手助けする「プロジェクト管理」
これらの項目を中心に全30種類のアプリ、サービスをまとめた。
無料で導入できたり、いま使っている各種ソフトをそのまま流用できたりするアプリやサービスも紹介しているので、「これから働き方改革を実践する企業や部署」に属している人はチェックしていただきたい。昨今はテレワークやサテライトオフィスといった会社に行かずに仕事をするような企業が増えてきている。これらの多くの企業もアプリやサービスを使って働き方改革を取り組んでいる。これからの「時代」に備えて主だったアプリやサービスの使い方、基本的な知識を得ていれば話題の働き方改革に乗り遅れることはないはずだ。
チャットツール
Slack
コミュニケーションを一元化
グループでのコミュニケーションのほか、1対1でのメッセージのやり取り、音声通話などを提供するチャットツールSlack。パソコンやスマートフォンなど、端末を選ばず利用できる。
チャンネルと呼ばれるチャットルームによって、チームやプロジェクトごとのコミュニケーションを作ることができ、招待されたメンバーのみが利用できるプライベートチャンネルの作成も可能。メッセージにファイルや画像を添付すれば、メンバー内での情報共有も簡単にできる。Slackでの会話はアーカイブされ、メッセージやファイルを後で検索して確認するのも容易だ。またSlackオープンAPIが提供されており、オリジナルのアプリを作成することもできる。
chatwork
クラウド型ビジネスチャット
社内やチームのコミュニケーションのために複数人でグループチャットできるクラウド型のビジネスチャット。案件ごとにグループチャットを作成できるので、必要なメンバーのみでの会話も簡単。もちろん1対1でチャットすることも可能。チャットの相手にはファイルを渡すこともできるので、グループメンバー全員と簡単に共有できる。タスク管理機能もあり、自分のタスクを管理するだけでなく、他者に仕事を依頼することができ、タスク完了時には依頼者へチャットで通知される。
LINE WORKS
LINEをビジネスで活用
広く普及しているチャットアプリLINEのインターフェイスをそのままビジネスで使えるのがLINE WORKS。個人用のLINEを業務で使う場合、情報漏洩や企業ポリシーに反するといったリスクがあったが、LINE WORKSでは仕事とプライベートを分けて使うことができるので、そうしたリスクを回避しながらビジネスで活用できる。最大の特徴は、ビジネスツールでありながら、一般のLINEユーザーとのコミュニケーションも可能となる点だろう。
Skype for Business
最大250人でビデオチャット!
オンラインビデオ会議ツールとして定番となっているSkypeのビジネスユース対応版、それがSkype for Business。Skypeの機能を使用した音声・映像による会議をインターネット上で開催でき、パソコンやタブレット、スマートフォンなど様々な機器を使って参加できる。Skypeが最大25人までのビデオ会議だったのに対し、Skype for Businessでは最大250人まで参加可能。ビジネスユースということで、通信相手を制限し、外部不可、指定ドメインのみ、通常のSkypeとの接続不可などの設定ができるほか、多要素認証でのなりすまし防止とセキュリティも万全。
sMeeting
セキュアに使えるWeb会議
1対1から大人数まで、映像・音声・資料を共有しながらWeb会議ができる。端末にデータを残さないため、BYODでの利用も安心な高いセキュリティを実現し、情報漏洩などのリスクを抑えることができる。クラウド型のため、新たな機器などを必要とせず、導入後すぐに使える。テレワークなど外部からの会議参加もできるので、移動に必要だった時間や交通費などのコスト削減といった効果もある。販売元であるドコモグループが自社で活用しており、その導入効果を実証している安心感も魅力だ。
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