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シチュエーション別、PC・スマホを使った補正テクをご紹介。希望の未来へレディ・ゴーッ!!

Instagramで大勝利! 今すぐ使える補正テクニック (1/4)

2016年12月10日 20時00分更新

文● 林 佑樹 編集●ジサトラショータ

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インパクト寄りでお届けする

 写真共有SNSとして台頭している『Instagram』。サービスイン当初はスマホで撮影した写真のみが正義な風潮だったが、いまではデジタル一眼レフカメラやミラーレスの写真をアップロードするのも当たり前だ。そうなると、そのまま撮った写真を使うのではインパクト面で弱く、他の写真に埋もれてしまいがち。多くの人の目に留まるためにはどうしても『効果的な補正テクニック』が必要になってくる。なにを補正すればいいのか、補正の方向性の決定プロセスはどのようなものか――今回はそんな視点から、シチュエーションごとにInstagramで使える補正テクニックを紹介しよう。

投稿の前に確認すべきこと

 本格的なテクニックに入る前に、基本的な対策として、ハッシュタグは面倒でもマシマシで入れていくことをおすすめしたい。使用している端末や写真のジャンル、場所といったハッシュタグはすでに膨大な数が使用されており、それぞれのエントリー数も分かるため、多いものを押さえていくといい。

 またアップロードする写真のジャンルはある程度固めたほうが効果的で、事前に方向性を検討しておくと固定ファンを得やすい。すでに述べた通り、投稿の傾向としてはスマホカメラだけでなく一眼レフの投入も当たり前になっているが、Twitter同様に『パッと見での勝負』である部分は強いので、まずは盛り方から考えていくといいだろう。

風景写真:雰囲気を盛る

 まず念頭においてほしいのが、ディスプレーはフルカラーだが、肉眼よりも劣っているということ。すべての色が表示されているわけでもないし、認識できる色には個人差があり、みんなが同じディスプレー、同じ環境光下で見ているわけでもない。

 受け手の環境が依存の強いものだということを意識したうえで、気に入った部分を盛っていくのが基本となる。多少の破綻はスルーしていいだろう。補正の方向性はかなり個人の好みに左右されるため、『破綻はイヤだ』という人も当然いるとは思うのだが、そういった人は自分流の方法を確立していると思うので、今回は触れない。また、スマホによってはXperiaシリーズの『X-Reality for mobile』のような画質向上機能が搭載されているが、今回のように自分で補正したい場合はオフにしよう。

 分かりやすい処理としては、彩度を上げるのが効果的だ。色味が強調され、パッと見の戦闘力が単純に上昇する。次に気に入った部分の強調。雲の隙間から光りが漏れている部分が気に入ったのであれば、そこを強調するといった具合だ。また意図的に白ませてみるのもレトロな雰囲気になるため、場合によってはアリ。いくつかの補正路線を覚えたら、自分の好みに素直になってみるというのが、風景だけでなく、どんな写真においても大切なことになる。

iPhone 7 Plusで撮影したままのデータ

iOSの純正補正機能で彩度を最大まで上昇させたもの

 というわけで、まずは風景写真の補正方法をチェックしていこう。補正アプリは多く登場しているが、編集項目はどれも似かよっている。この項目では筆者愛用の『RNI Films』(iOSアプリ、無料)を使用した。補正項目はInstagramの機能とほぼ同じだ。

アプリで読み込んだ直後の状態。使用したスマホはiPhone 7 Plus

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