Honda eは走るスマホ
Honda eの第一印象は「スマホっぽい」という感じであった。
乗り始めて1年弱になろうとしていうが、乗れば乗るほど「走るスマホだ」という感覚が強くなっている。Honda eに乗っていると「確かにソニーにはこの分野でチャンスがあるかも」という気になってくる。
Honda eはダッシュボード部分に5枚にディスプレーを配置。カーナビだけでなく、アップル・CarPlayやAndroid Autoなどの出力ができる。HDMI端子を設け、スマホから映像を出力することも可能だ。
クラウドにつながるAIアシスタント機能を備える。「オッケー、ホンダ」と話しかけ、ナビで行き先設定をしたり、バッテリーの残量がどれだけあるかの確認も音声でできる。
ディーラーからのメールもHonda eに直接届くようになっている。ソフトバンクの通信回線が内蔵され、クルマのなかにWi-Fiの電波を飛ばすことも可能だ(1GB・300円)。
さらにアプリのインストールも可能で、radikoや、画面を水槽に見立てて熱帯魚に餌をやる癒やしアプリを起動させることができる。ただし、アプリの数は少数だ。
またスマートフォンのアプリから、エアコンを遠隔でオンにできたり、デジタルキーとしてスマートフォンをドア部分にあるNFCにかざすとロックを解除。車内のNFCにタッチするとHonda eのパワーをオンにすることもできてしまう。
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