5Gが2021年3月に開始されたものの、すでに通信業界では「Beyond 5G」や「6G」といった話でもちきりとなっている。
とはいっても、Beyond 5Gや6Gが具体的にどんなものか決まっているわけではなく「なんとなく、こっちの方向かも」という議論が進んでいる段階に過ぎない。
そんななか、ソフトバンクがBeyond 5Gや6Gに向けた取り組みに意欲を示している。ソフトバンクと言えば営業や企業への投資活動のイメージが強いが、ここ最近は技術関連での活動も目立ちつつある。7月14日には「ギジュツノチカラ」というオンラインイベントを開催。同社の先端技術開発本部、湧川隆次本部が「ソフトバンクのBeyond 5G/6G構想と12の挑戦」と題した講演を行なっている。
ソフトバンクは、この4月からは技術畑出身の宮川潤一副社長が新社長として就任したこともあり、「技術のソフトバンク」が加速していくことになりそうだ。
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