NASAのロゴが入った小さいバッグを買いました
子どもの頃、通販グッズの定番のうたい文句に「NASAの技術を応用」や「NASAが開発した新素材」というのがありました。当時のワタシが見ても、いやいやそんなものNASAが作ったりしないでしょって思うようなインチキグッズも多かったんですが、実際にNASA発のテクノロジーが民間に応用されている例はたくさんあるんですよね。
たとえば枕やマットレスなどで使われている低反発素材。宇宙飛行士が座るシートのパッドとして開発された低反発素材は英語ではメモリーフォームと呼ばれ、メモリーの名前のとおり、変形したあと形状を一時的に保持してくれるのが特徴です。
宇宙飛行士が座るシートは各人の体型に合わせてカスタマイズしていたのですが、メモリーフォームを座席パッドとして使うことで、誰が座っても身体にフィットするようになりました。また、帰還カプセルやスペースシャトルの内側に貼る保護材としても使用されているそうです。
スマホのカメラに欠かせないCMOSイメージセンサーは、宇宙で高精細写真を撮影するために省エネルギーで小型軽量の映像素子として開発されました。
バッテリー式のコードレス掃除機は、月の石や土壌サンプルを採集するために開発されたコードレスドリルの技術が基になっているし、ロケットの軽量化に欠かせない高耐熱性樹脂は絵画の保護などにも利用され、赤外線探査システムは火災報知器に応用されています。
夏に買ったNASAのロゴ入りサコッシュは、そんなNASAの最新素材や最新技術を使ったバッグ……と言いたいところですが、特にそういうこともなく、デザインとしてNASAロゴが使われているごく普通のバッグです。
いわゆるライセンス商品ですね。前回のNASAノートはAR技術が使われていてほんのりNASA風味でしたが、そういうのはありません。
サイズは縦約20cm、横約17cmと少し縦長。マチは約5cmです。ワタシの場合、ふだん持ち歩くのはモバイルバッテリーとケーブル、メモ帳、ペン、名刺入れぐらいなので、十分すぎるぐらいの大きさです。
この連載の記事
-
第348回
デジタル
靴底補修剤でカカトに空いた穴を直してみました -
第347回
デジタル
ダイヤルを回すだけでフィットするシューズ「DICTATOR」を衝動買い! -
第346回
デジタル
ハンヴィーのシート交換で若干のトラブルが! -
第345回
デジタル
未使用新品&中古美品のハンヴィー用シートをまとめ買い! -
第344回
デジタル
Beatsのヘッドホンが手放せなくなりました -
第343回
デジタル
そっぽを向いていたハンヴィーのタイヤが直りました! -
第342回
デジタル
米軍車両ハンヴィーのタイヤがとんでもないことになった話 -
第341回
ゲーム・ホビー
米軍払い下げの南京錠、何個買えば気が済むのか -
第340回
自動車
米軍車両ハンヴィー、車両維持費だけでなく修理費や改造費もかかっています -
第339回
自動車
米軍車両ハンヴィーの気になる車両維持費、燃料代を除けば月1.5万円です -
第338回
ゲーム・ホビー
アレルギー検査を受けてみたら、まさかの猫アレルギーが発覚! - この連載の一覧へ