旧ロゴをあしらったNASAノート
2018年はNASAことアメリカ航空宇宙局の設立60周年でした。さらに今年2019年はアポロ11号が人類初の月面着陸を成し遂げてから50年の節目にあたります。去年ぐらいからやたらとNASAのロゴが入った服やグッズを見かけていて、なんで今NASA? と思っていたんですが、これらを記念した商品だったんですね。
多くはNASAのロゴをグラフィックとして取り入れたものですが、中には変わり種もちらほらあります。先日買ったNASAノートもそのひとつです。
ノートの表紙に大きく入れられたNASAのロゴ。これはNASAロゴタイプ(通称Worm――ワーム)と呼ばれるもので、1976年から1992年までNASAで使用されていました。Aに横棒がないなど特徴的なデザインで、詳細や色、使うときのガイドラインなどが1976年1月に発行された使用企画書「NASA Graphics Standard Manual」にまとめられています。
1992年からは現在の青い円の中にNASAの文字や輝く星などが入ったNASAインシグニア(通称Meatball――ミートボール)というロゴに変わったんですが、なんかこっちの方がちょっとレトロな感じがするんですよね。それもそのはず、MeatballはNASA設立当時のロゴなのです。1975年からはWormロゴになっていましたが、1992年に再びNASAのロゴとしてまさかの復活。それにともないWormは廃止されました。
ワタシは未来的なイメージが強いWormの方が好きなんですが、そういう人が結構多かったのか、2016年にNASA Graphics Standard ManualがKickstarterで復刻され、NASAも服やグッズなどにロゴの使用許可を出すようになりました。
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