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業界人の《ことば》から 第371回

インテルが警鐘を鳴らす、企業間のデータ格差

2019年12月18日 09時00分更新

文● 大河原克行、編集● ASCII

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半導体だけではないことを示す

 インテルでは、スカラー、ベクトル、空間からAIなどを含めた「多様なコンピューティング」、コアやアクセス、エッジネットワークにまたがる分散コンピューティングおよびストレージによる「ネットワークのクラウド化」、自律型対応やAI対応のデバイス、モノ、エッジゲートウェイの急増による「インテリジェントエッジ」の3つの観点から、社会や企業のデータセントリックへの移行を支援していくという。

 「データの移動、保存、処理という3つの観点から、これらを可能にする広範なインテルの製品ポートフォリオによって、データからビジネス価値を創出することを支援することになる。インテルは、データセントリック時代のイノベーション基盤を提供していく」とする。

 インテルは「世界最高の半導体の製造」「AIおよび5Gの革命を主導」「新しいデータ世界に対応できる最高のエンドツーエンドプラットフォームの提供」「オペレーショナルエクセレンスと経営効率に絶えず注目」「雇用と開発の継続、ダイバーシティ&インクルーシブネス(D&I)の維持」という5つを基本戦略としている。

 そのベースになるのがデータセントリックということになる。2020年、インテルは半導体の会社だけではないということを、より明確に示すことになりそうだ。

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