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世界遺産登録を目指す堺市に助力

ロボホンが大阪・堺の観光ガイドに

2019年03月05日 15時30分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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 シャープは3月5日、大阪府堺市でモバイル型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」を活用した観光案内事業「ロボ旅・堺」実証実験に協業すると発表した。

 これは世界遺産登録をめざす大阪府堺市にて、JTBと堺市、公益社団法人堺観光コンベンション協会が共同で開催する実証実験。観光客の周遊促進や滞在時間拡大、多言語サービスの提供といった課題解決と観光サービス創出を目的とする。

ロボホンを持ち歩けば名所や旧跡をガイドしてくれる

 実証実験は3月15日より、堺市内にて観光客にロボホンを貸し出し、旅のガイドとして堺市内の観光を楽しんでもらう。公共交通機関などを利用して市内を散策するとロボホンが位置情報に反応して仁徳天皇陵古墳や千利休屋敷跡などの名所で観光案内をしてくれるほか、伝統産業の工房や店舗情報、歴史や文化に関する豆知識なども教えてくれ、一部の観光名所では、ロボホンが語り部として歴史などをより詳しく案内してくれるという。

 期間は5月31日まで、貸出場所はホテル・アゴーラ リージェンシー堺(南海本線堺駅西口に直結)。貸出は9時~17時で料金は1体1000円。

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