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宅配ボックスへの荷物の受け取り通知をお知らせ

全戸に「ロボホン」標準装備のマンションが登場

2020年07月09日 18時00分更新

文● ASCII

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全住戸に1台ずつ「ロボットコンシェルジュ」を標準装備

 名鉄不動産、西日本電信電話 名古屋支店、シャープ、長谷工コミュニティは7月9日、シャープのコミュニケーションロボット「ロボホン」をマンションの全住戸に標準装備し、家族の生活をサポートするコミュニケーションプラットフォームサービスを共同で開発すると発表した。第1弾として、名古屋市緑区の新築分譲マンション「(仮称)MMプロジェクト」の全192戸に導入する。

 マンション管理会社・管理組合からのお知らせや、宅配ボックスへの荷物の受け取り通知などがあると、ロボホンが手をあげて知らせる。問いかけると、通知内容を話してくれる。また、電気料金(概算)やマンション管理に関する簡単な質問などにも、ロボホンが答えてくれる。さらにロボホンとの対話により、エアコンや照明、テレビなどの家電製品、さらにカーテンの開閉操作も可能。自宅にいる子どもの様子をロボホンのカメラで撮影し、その映像を外出先からスマートフォンで確認する機能も搭載する。

 これらのサービスは、全住戸に標準装備する高速インターネット回線「フレッツ 光ネクスト」やIPoE対応Wi-Fiルーター、ロボホン、スマートリモコン「eRemote5」を活用している。

 また、新型コロナウイルスなど感染症対策として、入居者と管理員等、マンション内における人と人との接触機会の低減にも対応するという。

 本プロジェクトにおいて、名鉄不動産は次世代住宅プロジェクトの開発およびトータルディレクション、NTT西日本は「マンション向けコミュニケーションプラットフォームサービス(仮称)」の開発、シャープはコミュニケーションロボット「RoBoHoN lite」(SR-05M-Y)および関連ソフトウェアの提供、長谷工コミュニティはマンション専用ポータルサイト「素敵ネット」との連携を担当する。

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