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大量仕入れと自社販売が鍵!

中古PC市場価格より2割も安くて高品質「Qualit」のリフレッシュPC

2018年12月21日 11時00分更新

文● 村野晃一

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新製品に買い替えるほどではないけど…というニーズに応える「リフレッシュPC」という選択肢

 現在使用しているPCをもう何年も利用しているが、使えないこともないので使っている──という方は案外多いのではないだろうか。我慢して使っている、というわけではないが、それでももう少し快適に作業出来たら……。そういったニーズに応えるひとつの回答として、「中古PC」を買う、という選択肢がある。

 最新ではないが、自分の利用しているPCよりは新しいマシンを、市場価格より安く手に入れることができる。

 とはいえ、「中古」というと、どこの誰に、どんな使われ方をしたのか分からない。保証はどうなってるのか?ちゃんと動くのか?などといった不安要素も多いだろう。

 そこで注目したいのが、リフレッシュPCを販売する「Qualit」の取り組みだ。

 ここでは、「Qualit」へのインタビューを通し、同サービスが扱うリフレッシュPCと、いわゆる中古PCとでは何が違うのか?どんなラインアップがあり、どれほどのお得感があるのかなどを検証していきたい。

レンタルアップ品を直接販売するサイト

 お話をうかがったのは、横河レンタ・リースの運営するQualit部門を統括する亀田隆彦氏。Qualitは、同社のレンタル返却品をリファービッシュ(一新する・磨き上げるの意)して販売するサービスサイトだ。

亀田隆彦
横河レンタ・リース 事業統括本部 IT事業部Qualitセンタ長

1995年入社。法人レンタル営業、中国現地法人を経て、2017年~現職。レンタル営業時代より、中古販売事業に興味があり、社内公募に応募して、Qualit責任者に。

──まずは、Qualitについてもう少し詳しく教えてください。

亀田「品質(Quality)の高い厳選されたPCやタブレットなどのIT機器を提供するという意味を込めて、Quality + IT = Qualit(クオリット)と名づけました。当店の運用会社は、法人向けレンタル会社である、横河レンタ・リースです。そのため、当店で扱っている製品は、新品で仕入れてから、法人にレンタルをして、返却後にリファービッシュして、最後にお客様にお届けするまで、一貫して当社の管理状態下であるのが強みです」

 どこの誰が使っていたか分からない小売りの中古PCとは違い、Qualitでは出所のはっきりした製品を扱っているわけだ。そんなQualitのサービスが開始されたのは2018年2月のこと。

亀田「法人向けのレンタルビジネスモデルは、仕入れた製品のレンタルアップ後の販売まですることで成りたっています。中間業者を介さず、直接販売ができれば、ユーザーにリーズナブルに提供ができますし、当社も利益を得ることができるので、win-winの関係が構築できると思い、自社直販サイトを立ち上げました」

リフレッシュPCと中古PCは何が違う?

──もうひとつ気になるのは、「リフレッシュPC」という呼称ですけど、いわゆる「中古PC」とは何が違うのでしょう?

亀田「法人向けレンタル品と同じ検査基準でリファービッシュを行っているため、品質が極めて高いのが特徴です。また、1年落ち製品や未使用品なども販売するケースもあります」

──未使用品が出ることもあるんですか?

亀田「レンタルPC業というのは、リース業のようにお客様のご要望に沿って都度製品を仕入れているわけではなく、PCメーカーから一定数の新品の買い付けを行って、手元にある在庫をレンタルしているんです。そうしないと即納をご希望のお客様に対応できませんから。ビデオレンタル店などのレンタル品も、すでに在庫があるものを貸し出していますよね。あれと同じです。ですから、仕入れたはいいけど、一度もレンタルされなかった、という製品もあるんです。もちろん、レンタル業も長年行っていますから、この機種はこのくらいの需要があるだろうというマーケティング市況を予想していますし、主要大手PCメーカーさんとも連携を取って仕入れているのでそれほど多くはないのですけど、そういった製品があることも確かですね」

 Qualitで扱う製品は、法人向けレンタルアップ品なので、2~4年落ちが主流になっている。どこかの企業で数年利用され、返却されたものが戻ってきて販売されているわけだが、たまにそういった掘り出し物を見つけることができるかもしれないのだ。

亀田「また、レンタル品は、リース品やご自身で購入されたPCより大切に使っていただけることが多いんです。乱暴に扱って損傷させたり、付属品を紛失すると、ご請求対象となる場合があるので、丁寧に扱っていただけているのではないでしょうか。ですから、品質についても、きれいで丁寧に扱われたPCを、法人向けのクォリティでリファービッシュして提供できるわけです」

──そのリファービッシュは、具体的にどんな作業をされているのですか?

亀田「ステップで言うと、清掃、外観チェック、動作・機能検査を行っています。返却されてきたPCは、相模原にあるテクニカルセンターに集められます。

 次に、データの消去を行います。消去ソフトウェアを使って、復元不可にする作業ですね。

 次に清掃です。外観、キーボードから、デスクトップ機では内部清掃まで丁寧に行っています。

 次に外観・動作チェックです。具体的なチェック項目については社外秘扱いになるので申し上げられませんが、それぞれの項目について、機種ごとにチェックシートを用意し、法人向け検査基準で行っています。この検査結果を受けて、Qualitで販売するか否かを決定しています。

 そして無事検査を通過すると梱包作業になります。梱包も、落下試験にも合格し、環境にも配慮した当社独自開発の梱包箱に収納してお届けしています」

──それだけ徹底してリファービッシュされているということは、Qualit独自に動作保証なども設けていたりするんでしょうか?

亀田「お買い上げから3ヵ月は当社の保証内となります。3ヵ月以内であれば、不具合があった場合、代替品をご用意させていただくか、返金対応させていただいています。また、機種によっては、メーカーが3年保証などを設けているものもありますので、まだメーカー保証の期間内であれば、メーカーから保証を受けることも可能です」

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