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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ”第575回

勢いで買ったシグマのレンズ「30mm F1.4 DC DN」で猫を撮る

2018年09月01日 10時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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濡れ縁の端から半分はみ出ているキジトラのはみ出しっぷりがよかったので、しゃがんでモニタを開いて下から狙う。背景がほどよくボケてていい感じに(2018年8月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II)

 夏は逢魔が時が猫撮影に最適、なんてことを書いていたら、そういう時間に使える明るい単焦点レンズが欲しくなってしまった。買おうかどうか迷っていたら、たまたま打ち合わせした喫茶店がカメラ量販店のすぐ近くで、ついついお店を覗きに行って、うっかり買っちゃったのである。

 まあレンズなんて、悩みはじめると買えなくなるので、「勢いで買っちゃう」くらいがちょうどいいのである。それがシグマの「30mm F1.4 DC DN」。マイクロフォーサーズ用なので画角的には60mm相当とちょっと望遠気味という、猫を撮るにはいい感じのスペックだ。

オリンパスのボディーにシグマのレンズ。「30mm F1.4 DC DN」。ミラーレス用の設計で、マイクロフォーサーズにつけると60mm相当の猫や人を撮るのにちょうどいい画角になる

 そして、お店のカウンターでいきなりレンズ装着。ちょうど夕刻だったので、そのまま逢魔が時の猫撮影散歩である。F1.4なので背景もそこそこボケるし、多少暗くても撮れる。

 最初に出会ったのは、狭い路地の隅でちょこんと小さくなっていた猫。実は最初通り過ぎちゃって、あれ? と思って振り返ったらいたのである。近づいても動じなさそうだったので、そっと後ろからしゃがんで1枚。

 こういうアングル、不用意に撮るとお尻にピントが合ってしまう。お尻に合わせたいときはお尻のままでいいが、ここは後ろ頭に合わせてみた。背景のボケ方もほどよい。背景がボケないと猫が背景とキレイに分離されないし、背景で撮影場所が分かっちゃう。ボケすぎると撮影場所の雰囲気が薄まる。

狭い飲食店街の路地で香箱座りしてたキジトラ。そのこんもりした背中ごしに(2018年8月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II)

 このキジトラ、人を警戒してないわけじゃないけど、それほどおそれているわけでもない……。まあ、飲食店街に住みついてるのだからそうなのだろうが、前に回っても動じないのでちょいと顔のアップを。

 前に回ってみるとキジトラなんだけど、ちょっとサビネコっぽさもまじっている。耳がカットされてるから、きちんと世話をされているのだろう。

きりっとした顔をちょっと露出オーバー目で狙ってみた。目にピントを合わせるのがコツ。いい顔をしております。キリッとした写りがこのレンズの良さ(2018年8月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II)

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