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COMPUTEX TAIPEI 2018レポート 第18回

AMD、第2世代Ryzen Threadripperを発表

2018年06月07日 01時18分更新

文● 中山 智 編集●北村/ASCII編集部

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AMDの業績が好調
パートナー企業も増加

 そのほか冒頭では、同社のCEO Lisa Su氏がAMDのCPUやGPUの好調さをアピール。コンシューマーでは、ゲーム市場が拡大しており、より高性能なCPUやGPUが求められていることが要因。採用メーカーも増えてきており、PCとしては歴史の新しいファーウェイもゲストとして登場し、AMDのチップセットを搭載したノートPCを発表している。

AMDの好調さを語るCEO Lisa Su氏

2016年から2017年の1年間だけでも、PCゲーム市場は急速に拡大している

ファーウェイからもAMD搭載ノートPCが登場

発表会会場にはサイコムの製品など、AMDのチップセットを搭載したモデルも展示されていた

 またサーバー市場では、シスコやHPEなどからEPYC搭載のサーバーが登場し、中国のテンセントもクラウドサーバーに採用しているとのこと。サーバー市場での人気は同価格帯のインテル製チップセットと比べると性能が高く、コスト削減につながるのがポイントとしている。

価格帯別のサーバー用チップセットのパフォーマンス比較

テンセントでの採用例では、3Dレンダリングや遺伝子モデリング、eコマースなどの処理で30%のコスト削減がはかれたとのこと

台湾のサーバーメーカーTYANのEPYC搭載サーバー

 インテルを上回る32コア・64スレッドのチップセットを発表したAMD。昨年から激化するHEDT市場の戦いは今後も続きそうだ。

恒例となっているゲストのパートナー企業との記念撮影

【関連サイト】

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