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SOTOのダッチオーブンを購入 お手入れと準備いらずですごくラク

2018年05月04日 15時00分更新

文● 西牧/ASCII

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 仕事から逃避して趣味に生きよう、ということでキャンプ用品を集め始めたのは2017年から。必要なグッズを調べて、ひとつひとつ購入していき、なんとか最低限の装備を揃えることができた。

 あとは好みに合わせてグッズを買い足していくだけ。あれもいいけどこっちも気になる、と考えているときが趣味でモノを買う際の最も楽しい時間だ。

 悩んだのはご飯のこと。小さいBBQグリルがあるので、肉や魚を焼くのは簡単。でも、キャンプに行くたびにBBQだとさすがに味気ない。もっと違った、アウトドアっぽい料理が食べたい。素直にいうとローストチキンが食べたい。

 そこでSOTOのステンレスダッチオーブン「ST-912」を買った。この鍋、アウトドアどころか家で使っても便利じゃん? といえるモノなので、今回は製品の仕様をお伝えしたい。

丸鶏ローストチキンは12インチ一択

 ダッチオーブンは焼く・煮る・蒸す・揚げるといった調理がひとつでこなせる、フタ付きの鍋。これひとつでローストチキンやローストビーフ、カレー、煮物、スモークといった料理ができ、白いご飯も炊けるし、プリンだって作れる。まさに万能のお鍋だ。

 素材は鋳鉄が多いが、黒皮鉄板やカーボン製もある。鍋・フタともに厚く作られていて、それぞれが重い。その分、フタをして加熱すれば鍋の中が密閉状態になるので、圧力鍋と近い効果が得られる。

 ST-912は名前のとおりステンレス製の12インチモデルで、重さ6.9kgほど。サイズは幅415×奥行326×高さ165mm、直径306×深さ130mmで容量は8.2リットル。SOTOのステンレスダッチオーブンはほかにも8インチ(容量2.6リットル)、10インチ(5.2リットル)、フタがスキレットにもなる10インチハーフがラインナップにある。

 大人数でキャンプに行くことを想定していないので、本来なら8インチで十分。それでも12インチを選んだのは、どうしても丸鶏のローストチキンが食べたかったから。12インチサイズじゃないと1kgくらいの丸鶏が入らないのだ。

 当然サイズが大きくなれば重さも増える。8インチと12インチはほぼ倍違う。装備はコンパクトで軽いものを揃えてきたので、12インチだとスペックオーバーだ。でも繰り返すが8インチは丸鶏が入らない。

 結局「どうせ車で運ぶんだから」「大は小を兼ねる」ということで気持ちを落ち着けた。おそらく今後8インチサイズも買うと思うが、未来のことはとりあえず考えない。

左は容量1リットルほどの片手鍋。12インチのダッチオーブンがとてつもなく大きく見える

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