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HDRにも対応した広色域の4Kディスプレーを搭載

ベゼル幅4mm、より洗礼されたデルの名機「XPS 13」新モデルをチェック

2018年04月02日 17時00分更新

文● 山口優 編集●八尋/ASCII

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「New XPS 13」

 デルから13.3型液晶ディスプレーを搭載したモバイルノート新製品「New XPS 13」が登場した。約4mmという極細ベゼルの採用により、13.3型として世界最小を謳うフットプリントを実現しているのが大きな特徴。また、第8世代Coreプロセッサーの搭載により、基本性能の強化も図られている。今回、そのラインナップのうち、新色のローズゴールドモデルを試せたので、外観や使い勝手、基本性能などを2回にわたって紹介していこう。

驚異的なフレームレスデザイン

ベゼル幅はわずか4mm

 New XPS 13シリーズといえば、いち早く狭額縁デザインを採用して小型化を突き進めてきた製品。新モデルでは、従来だと約5.2mmあったベゼル幅を4mmにまで狭めている。

 実際に製品を手にすると、そのコンパクトさに驚く。本体サイズはおよそ幅302mm×奥行き199mmで、一般的な11.6型ノートと同程度。厚みもおよそ7.8~11.6mmと従来モデルから3.4mm薄型化しており、より持ち運びやすくなっている。

厚みも7.8~11.6mmと従来から3.4mm薄型化

 重量は構成により異なるが、タッチパネル非搭載の場合は最小で1.21kgとなっている。今回試したのは4K UHD+タッチパネル液晶を採用した「New XPS 13プレミアム・4Kタッチパネル・ローズゴールド」だったが、計測してみたところ1.22kgだった。

 カラーバリエーションは、従来からあるプラチナシルバー&ブラックと、新色のローズゴールド&アルペンホワイトの2種類が用意されている。プラチナシルバーモデルもローズゴールドモデルも上品な色合いで、プライベートでもビジネスシーンで使っても違和感はない。ローズゴールドは女性を意識したカラーだとは思うが、甘い感じが控えめで、どちらかというとコッパーゴールド(銅金)に近い色なので、スーツ姿の男性にも似合う印象だ。

新色のローズゴールド&アルペンホワイトモデル

 2モデルの違いは色だけではなく、素材も一部異なっている。たとえば、プラチナシルバーモデルの場合、内側のパームレスト部はカーボンファイバー素材が使用されているが、ローズゴールドモデルはグラスファイバー素材が採用されている。

天板はアルミ素材、パームレスト部などはグラスファイバーでできており質感が高い

 また、ローズゴールドモデルは、内側の白色部分に汚れや経年による黄ばみを防ぐためのコーティングが施されており、長期にわたり白さが保たれるようになっているとのこと。実際に使用してみたが、タッチパッドやキーボードはさらっとした手触りで指紋などもつきにくかった。まったく汚れないというわけではないが、時々軽く拭き掃除をする程度で美しさが保てそうなのはうれしいポイントだ。

 ちなみに、製品に付属するアクセサリーも本体に合わせたカラーになっており、ローズゴールドモデルの場合は白いACアダプターと電源ケーブルが同梱されている。ACアダプターの重量を計測してみたところ、アダプターのみで139g、電源ケーブル込みだと237gとなった。コネクターはUSB type-Cが採用されており、本体のUSB type-Cポートに挿せば電力を供給できる。

ACアダプターも本体カラーに合わせてホワイトが採用されている

広色域のディスプレーを搭載

 New XPS 13は、デルの直販サイトでディスプレーの種類やCPU、メモリー搭載量、ストレージ容量などが異なる複数のモデルが用意されている。ディスプレーはフルHDと4Kの2タイプあるが、今回試した「New XPS 13プレミアム・4Kタッチパネル・ローズゴールド」モデルは、4K UHD(3840×2160ドット)解像度のタッチ対応パネルが搭載されていた。画素密度は331ppi、ピクセルピッチは0.0765mmと高精細で、肉眼ではディスプレーのひとつひとつの画素を見分けるのは困難だ。

 この4K UHDディスプレーは、ノートパソコンの液晶パネルとしては非常に高品位なもので、sRGBカバー率100%、コントラスト比1500:1を実現している。視野角も左右160度、上下160度と広く、斜めから観ても色や輝度の変化は少ない。

ディスプレーは4K UHD(3840×2160ドット)解像度に対応

 加えて、ディスプレーの最大輝度は400nitと明るい。一般的なノートPCは200~300nitくらいなので、晴れた日中の屋外では画面が観づららかったりするが、New XPS 13の場合は屋外でも表示が明瞭でとても観やすかった。

 このディスプレー性能の高さを活かして、New XPS 13ではHDR(High Dynamic Range)コンテンツの表示も可能になっており、明暗差の大きい映像でも白とびや黒つぶれの少ない、自然でリアルな描写を楽しめる。デルの説明によると、HDRについてはWindows HD Colorの対応によって実現しているとのことで、動画配信サービスのNetflixのHDRコンテンツをサポートしているそうだ。デルでは、この鮮やかな色彩表現を「CinemaColor」と呼んでいる。

音響調整技術「Waves MaxxAudio Pro」が搭載されている

指紋認証や顔認証にも対応

 キーボードは、一部を除きキーピッチが実測で19mmとなっている。ストロークが浅めでキー自体も押した感じが少し柔らかい印象だが、クリック感はしっかりあり、文字入力はしやすい。前述のようにタッチパッドはさらっとした感触で指の滑りがよく、カーソルの移動やスクロールもやりやすかった。

キーボードはキーピッチが19mmあり、タイピングしやすい

 キーボードの右上には電源ボタンが搭載されているが、このボタンにはWindows Hello対応の指紋認証リーダーが内蔵されており、指先をボタンに当てるだけで簡単にログインできる。実際に試してみたが、精度が高く認識速度も高速だった。

電源ボタンには指紋認証リーダーが内蔵されている
精度は高く認識速度も高速

 New XPS 13にはさらにディスプレーの下側のベゼルにWindows Hello対応の赤外線カメラも搭載されており、顔認証も可能。こちらも精度が高く認識速度も高速で、スリープ解除時などは瞬時にデスクトップ画面が表示される。日中の屋外や室内、照明を落とした薄暗い場所など、条件を変えて試してみたが問題なく認識可能だった。

ディスプレーの下側のベゼルには、Windows Hello対応の赤外線カメラが搭載されている

 インターフェースは、本体左側面にセキュリティケーブルスロット、hunderbolt 3端子×2×2が、右側面にmicroSDカードスロットとUSB 3.1(type-C、Power Delivery/DisplayPort機能付き)、ヘッドセットジャックが搭載されている。

本体左側面にセキュリティケーブルスロット、Thunderbolt 3×2が搭載されている
本体右側面にmicroSDカードスロットとUSB 3.1(type-C、Power Delivery/DisplayPort機能付き)、ヘッドセットポートが搭載されている

 USB type-Cは合計3基あるが、いずれもPower Delivery機能に対応している。付属のACアダプターを3つのうちどのポートにつなげても本体に電力を供給できるのが便利だった。

 狭額縁化と薄型化によって、より軽く持ち運びやすくなったデルNew XPS 13。今回は、その外観や使い勝手を中心に紹介したが、次回はベンチマーク結果などを交えながら気になるパフォーマンスを紹介していこう。

試用機の主なスペック
機種名 New XPS 13プレミアム・4Kタッチパネル・ローズゴールド
CPU Core i5-8250U(3.4GHz)
グラフィックス インテル HD グラフィックス 620
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD
ディスプレー 13.3型(3840×2160ドット)、タッチ対応
内蔵ドライブ
無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac
インターフェース Thunderbolt 3端子×2、USB 3.1(Type-C)端子、microSDカードスロット、ヘッドセットジャック
サイズ/重量 およそ幅302×奥行199×高さ7.8~11.6mm/約1.21kg
OS Windows 10 Home(64bit)

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