このページの本文へ

パスワードロックとデータ暗号化、さらにウイルスチェック機能搭載モデルも

データ漏洩もウイルスからも保護できるポータブルHDD

2018年03月09日 13時30分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

パスワードロッカーHDD/セキュリティHDD Model-M

 エレコムは3月8日、ハギワラソリューションズブランドよりセキュリティー性の高いポータブル製品2タイプを発表。4月下旬に発売する。

 「パスワードロッカーHDD」は、ハギワラソリューションズ製のセキュリティーUSBメモリーと同様のパスワードロック機能とHDD暗号化機能を搭載するモデル。データにアクセスするのにパスワード入力が必要になるほか、記録時にデータを自動的にAES256bitで暗号化。暗号化処理はハードウェアで行なうので書き込み速度の低下を抑えているという。

 「セキュリティHDD Model-M」は、パスワードロッカーHDDにウイルス対策機能を追加搭載したモデル。マカフィーのウイルスチェック用のスキャンエンジンを利用し、書き込まれるファイルに対しウイルスチェックを行なう。

 ハギワラソリューションズの「セキュリティUSBマネージャー(HUD-SUMA)」を使うことで、セキュリティーUSBメモリーと同様に、セキュリティーポリシーのカスタマイズや運用管理をサポート可能。紛失時にはクラウドサービス「InfoBankerクラウド型」を利用することでインターネット経由で内部データの消去と利用停止が可能(セキュリティUSBマネージャー、InfoBankerクラウド型ともに有償提供となる)。

 パスワードロッカーHDD、セキュリティHDD Model-Mともに、本体サイズはおよそ幅79.4×奥行き117×高さ21mm、インターフェースはUSB 3.0/2.0。米国MIL規格(MIL-STD-810F516.5)に対応した頑丈なボディーを採用。1TBと2TBが2タイプが用意され、価格はいずれもオープンプライス。

カテゴリートップへ