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オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第109回

米軍車両ハンヴィーのウィンカーを直してみました

2018年01月07日 17時00分更新

文● にゃかむら(@TK6506)、編集●アスキー

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ついでにB.O.ライトも直します

 ウインカーをいじっていて、隣にあるブラックアウト(B.O.)ドライビングライトが点灯しないことを思い出しました。B.O.ドライビングライトは空から発見されないようにヘッドライトを消して走行するときに使うライトで、使う機会なんてないので放っておいたんですが、簡単に直るようなら直しておきたい――ということで開けてみました。

灯火管制時にヘッドライト代わりに使うB.O.ドライビングライト

 開けるときに気づいたんですが、ネジをつけたまま塗装したらしく、ネジとカバーが塗料で一体化しています。

さっきと同じ写真ですが赤丸のネジに注目! ネジとカバーがくっついています

 これはつまりレストア時に塗装されて以来開けられたことがないということで、20年近くなにもメンテされていない証し。そりゃ壊れもしますよね。

 恐る恐る開けてみると、なんかすごくオレンジ! ベビーパウダーみたいに細かい粉が一面に広がっています。電球が光ってるかと思うぐらい色が付いていて、いかにも点灯しそうにありません。

電球が光っているように見えますが、オレンジ色の粉だらけな状態です

 なんでこんなにオレンジなのかはわかりませんが、たぶんサビなのでしょう。固着していた電球をぐりぐりしたら抜けましたが、少なくとも電球の金属部分とソケットは完全に錆びています。

 電球のガラス部分を拭いてみると、割と簡単に綺麗になりました。フィラメントは切れていないようなので、サビによる接触不良の線が濃厚です。それならサビさえ落とせば復活するかも、ということでとにかく電球とソケットをワイヤーブラシでガシガシ磨いてみました。

ガラスは簡単に綺麗になりましたが、金属部分は錆びて酷い状態に

ソケットも磨いてみます

 ある程度綺麗になったところで期待を込めてスイッチオン! しかし残念ながら点灯しませんでした。電球が壊れているのか、サビの落とし方が足りないのか……。アース線が奥の方にネジどめされているんですが、そのネジがサビサビなのも気になります。もしかしてそこの接触不良なのかもしれません。

 で、これはもう完全にバラして徹底的にサビを落としてみるしかないかーとユニットを車体から外し始めたんですが、コードを外そうとしたところで手が止まりました。これが意外と簡単にはいかなかったのです。続きはまた次回。

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