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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第267回

ガジェットの活用で2ヵ月で尿酸値・中性脂肪が激減、体重14.8㎏減を達成するワザ

2017年12月16日 10時00分更新

文● 柳谷智宣

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油断大敵! 血圧も毎日計測して傾向を把握しておきたい

 これまでは健康診断をしても血圧は正常値高値という感じで特に何も言われなかったのだが、今回の献血の際は94/153mmHgとなり、なんとかしましょうね、となった。ダイエットすれば大体落ちると言われていたが、体重計のように毎日計測したいとオムロンの「HEM-7600T」をお借りした。

オムロンの上腕式血圧計「HEM-7600T」

 Bluetoothでスマホと連動するガジェットで、とにかくデザインが格好いい。腕に巻いて電源ボタンを押すだけの簡単操作も助かるところ。計測後に、スマホアプリの画面を引き下げて更新するのがちょっと手間。体重計のように、計測後に自動で取り込んでくれるとうれしかったかも。

 家で計測していると、プラスマイナス10近い誤差が出る。使い方が間違っているのかと色々調べたが、だいたいそのような結果になるようだ。できる限り、同じ時間で同じシチュエーション、そして落ち着いた状態で計測することが重要とのこと。できる限り守ったのだが、朝のリビングは寒く、これで血圧が少し高めに出る結果になってしまった。

 ダイエットと魚を意識して多く摂ったためか、血圧は微妙に下がっていった。微妙すぎて誤差範囲かと思ったのだが、2ヵ月後の病院検査で90/130mmHgになり、問題なしと太鼓判を押された。

 知識がないと血圧は本当に軽視しがちだが、一度勉強し高血圧の怖さを知ったら、ぜひ「HEM-7600T」で毎日計測することをオススメする。数値に一喜一憂するのではなく、長い目で自分の生活がどんな影響を与えているのかを把握するのに役立つこと請け合いだ。

OMRON connect(iOS版)
OMRON connect(Android版)


作者:OMRON HEALTHCARE Co., Ltd.
価格:無料


※アイコンの横の文字をクリックで、ダウンロードサイトにアクセスします。

Bluetoothでスマホと連動させる

画面を引き下げて端末のデータを取り込む

面ファスナーを開く

上腕に通し、間接部から1~2cm離してきっちり固定する

電源ボタンを押して計測スタート

アプリの画面を引き下げると同期される。画面は筆者ではありません

10月の平均は93/145mmHg、11月は83/141mmHg、12月は79/136mmHgと少しずつ落ちた。こういうことができるのが、スマホアプリの強みだ

エビデンスはないが陰の功労者と納得の「エクリア リーン」

 「エクリアリーン」は筋肉に電気を流して収縮させるEMS(Electrical Muscle Stimulatuin)だ。今回お借りした「HCT-P01BU2」は、本体が2個とコアパッドが1枚、ツインパッドが2枚入っている。そのため、左右の脇腹や腕、足を同時に刺激できる。

「エクリアリーン HCT-P01BU2」

 microUSBケーブルで充電し、パッドに貼り付けて、おなかに貼り付けて電源オン。皮下脂肪の厚さに合わせて4パターンの周波数を切り替えることが可能で、強さは15段階で調整できる。8段階くらいでなかなかの刺激が来る。10段階くらいでちょっと痛い感じ。しかし、仕事をしながら刺激を与えられるのはとても使いやすい。1回15分で自動タイマーが作動して止まってしまうが、またスイッチを押せば続行できる。満充電で90分動作するので、部位を変えながら6回くらいは動作する。

 エクリアリーンだけの効果は計測できなかったが、部位によっては軽い筋肉痛になったので、しっかりと刺激は入っているようだ。ダイエットするとお通じが悪くなるのだが、EMSを使うと気のせいか改善される感じがした。

 実は、家族が昔エステで購入したEMSがあり、使わせてもらったこともある。しかし、ケーブル付きだと動けないのですごく面倒。交換用のジェルパッドもとても高く、そもそも本体がノートPCを何台も買えるくらい高い。その点エクリアリーンは完全コードレスというのが素晴らしい。交換用ツインパッド2枚で2678円とお手頃なのもグッド。300回まで水洗いできるのも助かるところ。デスクワークの人は一度試していただきたい、イチオシガジェットだ。

本体をパッドにセットする

普段は保管用シートに貼り付けておけばいい

刺激したい部位に張り、スイッチを入れる

粘着力が弱くなったら水洗いで復活できる

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