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スマートウォッチの便利な使い方 講座 第1回

スマホを取り出さなくてもOK! 音楽アプリは手元のウォッチで操作

「音楽を楽しむ」ならスマートウォッチはスマホよりラク

2017年12月05日 09時00分更新

文● 松下典子 編集●飯島恵里子/ASCII

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フォッシルのタッチスクリーン スマートウォッチ、Q EXPLORIST スモークステンレススチール ジェネレーション3。価格は4万3200円

 通勤・通学時に音楽を聴いて過ごすと、ストレスを軽減してリラックスする効果があるそうです。しかし、混みあう車内で、選曲や音量の調整をしたいとき、バッグやポケットからスマホを取り出すのは大変ですよね。Android wear 2.0対応のタッチスクリーン スマートウォッチがあれば、ディスプレーのタッチで簡単に操作できます。標準のGoogle Play Musicだけでなく、Spotifyにも対応しています。さらにウォッチ用のアプリを使うと、楽曲をウォッチ本体にダウンロードできるので、スマホのアプリが起動していなくても音楽が聴けて便利です。

スマホ版のGoogle Play Music

Google Play Musicで再生中の音楽をコントロール

 スマホのGoogle Play Musicアプリで音楽を再生しているとき、ウォッチのダイヤル面を下から上にスワイプすると、再生中の楽曲の情報が表示されます。この画面では、「一時停止」と「スキップ・前の曲へ戻る」の操作ができます。さらに画面をタップすると、ボリューム調整のアイコンやメニューが表示され、プレイリストからの選曲などの操作ができるようになります。

下から上にスワイプすると、スマホで再生中の音楽が表示される

タップすると、操作画面を表示。ボリューム調整は、ウォッチの上下ボタンでも可能

 ほかのプレイリストを聴くには、画面下の「⋮」をタップして、「見る」をタップします。

「⋮」をタップしてメニューを表示。再生中の曲に評価を付けたり、プレイリストを切り替えたりできる

 Spotifyも操作方法は共通です。再生中に下から上へスワイプすると、操作画面が表示され、再生/一時停止、スキップ、音量調整といった操作ができます。

ウォッチフェイスに登録してすばやく呼び出そう

ウォッチフェイスのカスタマイズ画面で表示窓をタップして、「全般」→「再生中」を選択

 ダイヤルにアプリのショートカットや情報の表示窓のあるウォッチフェイスでは、再生中の曲を表示するようにカスタマイズできます。ワンタップで音楽の操作画面を呼び出せるので便利です。

アプリをダウンロードすればスマホがなくても音楽が聴ける

 スマートウォッチ側での設定なしですぐに操作できるのは便利ですが、先にスマホ側でアプリを起動して音楽を再生していないと、音楽の操作画面が呼び出せません。ウォッチから、すぐに音楽が聴けると便利ですよね。

 ウォッチにGoogle Play MusicやSpotifyアプリをインストールすると、ウォッチで音楽を再生できます。

ウォッチの「Playストア」から、Google Play MusicまたはSpotifyアプリをダウンロードしよう

 Google Play Musicアプリを使うと、ウォッチに楽曲をダウンロードして、Bluetoothヘッドホンまたはウォッチの内蔵スピーカーからの再生が可能です。スマホなしでオフライン再生できるので、ランニングなどに便利。ただし、バッテリー消費が早いので短時間の利用に向いています。

Google Play Musicアプリでラジオステーションを選択。アイコンを押し続けると、曲をダウンロードしてオフラインで再生できるようになる

 Spotifyアプリはよりシンプルで、ウォッチのアプリを起動すると、「最近再生した項目」のリストが表示されます。聴きたい項目を選ぶと、スマートフォン側のアプリが起動して再生が始まります。あとは、上述の方法でダイヤルをスワイプして、再生/一時停止やプレイリストのスキップ、といった操作ができます。

ウォッチのSpotifyアプリを起動すると、「最近再生した項目」のリストが表示されるので、タップするとスマホのSpotifyアプリで再生が始まる

 Google Play MusicやSpotifyなどの音楽配信サービスは、ユーザーの好みを学習するレコメンド機能がウリ。タッチスクリーン スマートウォッチを使うと、手軽にスキップや評価が付けられるので、より学習が早まり、自分好みの曲をおすすめしてくれるようになります。どんどん聴き込んで、より充実した音楽ライフを送りましょう。


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