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192kHz/24bitのハイレゾ出力に対応

PCヘビーユーザーに使ってほしい、バツグンに軽い富士通13.3型ノートPC

2017年09月24日 09時00分更新

文● 貝塚/ASCII

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14万円台から買える13.3型ノート

LIFEBOOK WU2/B1

14万円台から買える13.3型ノート

 「LIFEBOOK WU2/B1」は今年の1月に富士通がリリースしたウェブ販売向けの13.3型ノートパソコンだ。

 「LIFEBOOK UH90/B1」のウェブ限定モデルであり、現状のラインアップはCore i7-7500U、12GBメモリー、512GB SSDモデルと、Core i7-7500U、8GBメモリー、256GB SSDモデル、それからプロセッサーやメモリー、ストレージ容量をユーザー側でカスタマイズできるカスタムメイドモデルをラインアップ。

 カスタムメイドモデルでは、キャンペーンを併用すれば、最小構成価格で14万円を少しはみ出す程度で購入できるため、富士通WEB MARTもチェックしてほしい。

普段使いに最適な軽量設計

 ノートパソコンのサイズ選びはなかなか難しい。11型では事務作業用途としても表示領域が小さすぎて心もとないことがあるが、14型を超えるサイズだとフットプリントが大きくなりすぎて可搬性に乏しい。

 モバイル用途が想定されるノートPCを選ぶ際に最も多く候補に上がるのは13型前後ではないだろうか。LIFEBOOK WU2/B1は13.3型という大きすぎず小さすぎないサイズで、携帯性は高い。また、ディスプレー脇のベゼルが比較的小さく、幅およそ309mmと、30cm少しのサイズで収まっているため、小さめのトートバックに収納しても頭がはみ出す心配はなさそうだ。A4用紙の高さが297mmのため、A4版の書類と重ねて持ち歩きやすいのもポイント。

 また、ディスプレーが標準でフルHD(1920×1080ドット)になっている点も抜かりがない。13.3型でフルHD解像度というのは、ppi換算で166となり、ドットの粗が目立ちにくく、かつ多少離れた際の視認性もいい、バランスのよい構成だ

ディスプレーは1920×1080ドット

 そして、LIFEBOOK WU2/B1の最大の特徴は約787gという軽量設計。筐体は一見すると樹脂に見えるが、トップカバーとボトムカバーにはマグネシウムリチウムという特殊合金を採用することで、堅牢性と軽さを両立している。

 このマグネシウムリチウムという素材は非常に弾性があり、強めにひねってみると大きくたわむ感じは樹脂に近い。しかし、押したり軽く叩いたりしてみても、へこまないことから、表面的な硬度は高いことがわかる。樹脂のように強くぶつけても、よほどの力が加わらない限り、割れる心配はなさそうだ。

なお、設計時にはネジの数をいかに減らすかというところまでこだわって軽量を追求したとのこと。そのせいもあってか、ボトム側も非常にすっきりとしたデザインで、トータルで見ると無骨な印象もある。「硬派」「真面目」さが魅力になるモデルだと思う。

堅牢性と軽さを両立

 ところが、カラーバリエーションの「サテンレッド」になるとまた印象は変わる。黒が混ざったような暗めのレッドは品がよく、同時によく目立つカラーリングだ。「華やかさと機能性を両立する」というのがデザインコンセプトにもなっているらしく、まさに華やかだが同時に硬さもあるような印象。両カラーバリエーションとも表面はつや消しの加工となっており、シックな雰囲気が演出できる。硬派なツールとしてのPCが欲しい人は本記事の「ピクトブラック」を、そこに目を引くような華やかさを加えたい人は「サテンレッド」を選んでみてはどうだろう。

 とにかく、13.3型でこの軽さは相当なアドバンテージになっており、持った瞬間に「軽い! ほしい!」となる人は多いと思う。ノートパソコンを携帯する機会が多い人には覚えがあると思うが、 例えば1.2kgくらいのノートパソコンをカバンに入れていると、移動時間が長くなるにつれ、じんわりとパソコンの重みが辛くなってくる。1.2kgクラスと比較して少し飲んだペットボトルくらいの差はあるから、移動が多い人にこそ使ってほしいモデルだ。

移動が多い人にこそ使ってほしい薄型軽量な筐体

192kHz/24bitのハイレゾ出力に対応
有線LAN接続も対応

3.5mmステレオジャックは、192kHz/24bit品質の音源の出力に対応

  意外にも思える特徴だが、LIFEBOOK WU2/B1の3.5mmステレオジャックは、192kHz/24bit品質の音源の出力に対応している。これはハイレゾ音源の定義に入る高音質で、アンプなどを介さずにPC内のハイレゾコンテンツを楽しめるということ。

 ハイレゾ音源は配信サイトなどからのダウンロード購入が基本になるため、専用のオーディオセットを持っていない人は、パソコンで聴くことも多いことと思う。

 「PCオーディオ」と呼ばれるような設備を持っている人にとっては簡易的なものに感じられるかもしれないが、ジャックにハイレゾ対応ヘッドフォンを挿して、すぐにハイレゾ音源が楽しめるという手軽さは何物にも代えがたい。

ハイレゾ対応ヘッドフォンを挿して、すぐにハイレゾ音源が楽しめる

 これはiPhoneやAndroidにポータブルアンプをさせば音質は向上することはわかっていても、屋外に余計な物を持っていく手間と、音質がどれくらい向上するのかを天秤にかけた結果、直挿しで聴くようなことと似ている。

 もちろんそこで「ポータブルアンプは絶対に必要!」となる人も多いのだが、「なくても大丈夫ですよ」「このままでハイレゾ聴けますよ」とメーカーが設計してくれているところは非常に親切に感じる

 またさりげない工夫だが、引き出し式の有線LANポートを搭載しており、アダプターなどを介さずLANケーブルを接続できるのも特徴。ノートPCの軽量、薄型化が進み、LANポートを搭載しないモデルも増えた中、あくまでも単体で有線接続にこだわる人には重要な長所となるだろう。

引き出し式の有線LANポートを搭載

キーボードは必要十分レベル
さらなる改善にも期待

キーボード

 キーボードの打鍵感について、強いていえば、キーボードフレームがボトムケース側に大きめに沈んでいるため、薄さと引き換えにストロークを多少犠牲にした印象があり、深く沈むキーボードをガチャガチャと打ちたい人は気になる部分かもしれない。

 キーのタッチはかなり軽いので、あまり力を入れず触るようにタイピングする人とは相性がいいはず。もっとも薄型化を追求すればキーストロークが一般的なノートパソコンと比べて浅くなるのは当然であり、薄型のノートパソコンはやはり差はあってもストロークは浅くなる。問題はストロークの浅いことではなく、浅いストロークで、どのように快適さを実現するかになると思う。

 このモデルの場合は、軽めのタイピング感に調整することで、滑らかにタイピングしてもらおうとする意図を感じる。この軽さは慣れるとかなりスムースに文字入力ができるだろうと予想させるので、ぜひ実機を触って、数日使用した後の「慣れ」も考慮に入れて判断して欲しい。

ヘビーユーザーを満足させる一台

 BYOD(自己所有デバイスの業務利用)も進み、オフィスで使うパソコンと自宅で使うパソコンが共通で、かつ携帯する機会も多いという人が非常に多くなった昨今、業務上のデータが入っているパソコンで趣味のオーディオを購入するというシーンも多くみられるはずだ。

 LIFEBOOK WU2/B1はなんでもオールマイティーにこなせて、何と言っても抜群に軽く、かつパソコンとしての使い勝手に妥協のない、非常にパソコンメーカーらしい製品だと思う。使ってみると、長年ノートパソコンを作り続けているメーカーが、現代人のパソコンを取り巻く環境を真剣に考え、真面目に作ろうとした想いが伝わってくるようだ。

 そして何より、13.3型でこの軽さは相当なアドバンテージになっており、持った瞬間に「軽い! ほしい!」となる人は多いと思う。ノートパソコンを携帯する機会が多い人には覚えがあることだと思うが、 例えば1.2kgくらいのノートパソコンをカバンに入れていると、移動時間が長くなるにつれ、じんわりとパソコンの重みが辛くなってくる。1.2kgクラスと比較して少し飲んだペットボトルくらいの差はあるから、移動が多い人にこそ使ってほしいモデルだ。

富士通 FMV ESPRIMO UH

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