サバトラかどうかを見極めるのは難しい
ここまでは数年前に鞆の浦で出会ったサバトラ。
ここからは関東編。
首にスカーフ巻いてたので飼い猫だろう。きれいなサバトラ。いや、チャシロやキジシロの例にならうと、サバシロか。背中と頭と尻尾はサバ。見事なサバ色だ。
日陰なのできれいに青白い。日陰の青白さってちょっと補正することが多いのだけど、サバトラの時は別。その方がクールっぽくていい。
こちらはその1年前に撮った同じネコ。
地面すれすれで狙ってたら自転車が走ってきたので、タイミングを見計らって撮ったのだが、ちょっとタイミングが早くてボツにしたのだけど、これはこれで面白いかなと思って復活。
と、誰が見てもサバトラってのはいいんだけど、街で出会う猫っていろんな模様の猫が混ざってるので、判断に困ることも多い。
普段は適当に済ませてるのだけど、ネコの柄シリーズなんて銘打ったからには何らかの結論を出さないとねってな感じなわけで、個人的見解でサバトラってことにしちゃえなネコを最後に何匹か。
まずは玄関前で寝てたネコ。
目が合ったので呼んでみたら、とことことやってきて、門の隙間から顔を出してくれた。
キジトラっぽくはあるけど、でも茶色と言うよりはグレーだよね、このネコ。
もうひとつすごく色が薄くて薄サバトラっぽいけど、よく見るとちょっと茶色も混じってるようでわからないのだが、それ以上に人なつこすぎて撮るのに苦労したネコ。
これ、右手でアゴを撫でながら、左手にカメラを持ち、モニターをひっくり返して自撮りの要領で撮ってるのだ。
デジカメの自撮りモードなんて使わないと思っていたけど、実はこういうときにあると便利なのである。
最後はもっと微妙なヤツ。
足は茶色と白だけど、顔はグレーと白っぽい。
でも顔はユニークで可愛いので、サバトラ部門に入れさせて貰いました。
サバトラ……もっと出会いたい猫の筆頭であります。
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老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/
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