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長野県塩尻市の交通量調査にさくらインターネットの「sakura.io」を採用

2017年07月27日 16時05分更新

文● 江幡/ASCII

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 さくらインターネットは7月26日、長野県塩尻市と長野県松本工業高等学校、と協力し、塩尻市の市道における交通量調査を7月28日から実施。交通量を測る計測器には、同社のIoTプラットフォーム「sakura.io」を採用し、松本工業高校の生徒が開発をする。

 塩尻市は、道路インフラの整備、維持管理する上で、今回の交通量計測で得られたデータを市道橋の維持管理計画などの策定に役立てるとのこと。計測器の開発には、電子工学に精通している松本工業高等学校が参画。3年生の課題研究授業の一環として生徒3名が開発に携わり、計測器のデザイン、設計、設置ならびに取得データの分析まで担当。分析結果を塩尻市に提出する。

 今回使用される計測器には、LTE閉域網で接続できるsakura.ioを組み込んでいるため、Wi-Fi環境がない屋外でも安全に計測ができるという。

 なお、塩尻市は、交通量調査の分析結果をオープンデータ化する予定であるとも公表し、IoTによるスマートな街づくりへの参考になるよう、交通量調査をしていくとのこと。

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