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SNSの投稿をリアルタイムに画像・自然言語解析して警備に利用

全国初、AIを用いたSNS解析を隅田川花火大会に活用

2017年07月21日 17時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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実施イメージ図

 隅田川花火大会実行委員会・台東区文化産業観光部観光課とSpecteeは7月21日、今年の「第40回 隅田川花火大会」の警備にAI技術を用いると発表した。

 隅田川花火大会は7月29日に開催が予定されている。SNS上の膨大な投稿情報からAIを用いた画像解析技術および自然言語解析技術を活用して、花火大会周辺の事故、トラブル、交通、気象などの情報をリアルタイムに抽出し、警備に役立てるとしている。

 SpecteeではSNSに投稿される情報をリアルタイムに収集して報道機関向けに配信するサービス「Spectee」を展開しているが、イベント会場の警備に活用する取り組みを勧めており、隅田川花火大会実行委員会との目的が合致して実現することになったという。今後、全国で行なわれる花火大会や音楽フェスといったイベントへの提案を進めるとしている。

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