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企業のシンクライアントを柔軟性のあるシステムで管理・運用

デル、Wyseシンクライアント用の新管理プラットフォームを発表

2017年06月20日 18時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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Wyse Management Suite

 デルは6月20日、シンクライアントの管理・最適化ソリューション「Wyse Management Suite」を提供開始した。

 Wyseシンクライアントの管理・最適化ツールで、各種企業。組織がシンクライアントの構成や管理、監視、最適化を一元的に行なうことが可能なソリューション。管理スイートとしては業界最速となる5分間でのインストール、企業規模を問わず導入ニーズに適合する拡張性、ポリシーエンジンが自動ロールアウトをサポート、セキュアなHTTPSベースのイメージングなど、導入や管理が容易なのが特長。

 最大1万台のエンドポイントに対応する「Standard」と、1シートあたり20ドルの年間サブスクリプションとオンプレミス/クラウド/ハイブリッドの管理オプションとなる「Pro」の2種類を用意。とくにProでは、重要なアラートや通知をリアルタイムに行なえる、2要素認証によるセキュリティ、24時間365日のオンラインサポートなど企業向けの機能が強化されている(Proはこの夏に発売予定、日本での価格は未定)。

 これまでの「Cloud Client Manager」ユーザーは5月30日よりWyse Management Suiteに移行しており、全機能を利用できる。「Wyse Device Manager(WDM)」の既存ユーザーは当面WDMを利用することとなるが、移行支援ツールが2017年中に提供される予定。

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