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「VMware Horison」との親和性を強化

デル プロトコルサポートを拡張したシンクライアントOS「Wyse ThinOS 8.4」

2017年08月03日 17時40分更新

文● 天野透/ASCII

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 デルは8月3日、プロトコルサポートを拡張したシンクライアントOS「Wyse ThinOS 8.4」を発表した。同日に発売されたWindows 10 IoT Enterpriseベースの「Latitude 3480モバイルシンクライアント」とあわせて、バーチャルデスクトップの導入・構成・管理を容易に実現するソリューションセットとして展開する。

 新たにHTMLアクセスを含む「VMware Blast Extreme」リモートプロトコルをサポートし、VMware Horizonのエンドユーザーがウェブブラウザー経由で仮想デスクトップにアクセスできるようになった。フル機能のHorizonクライアントならば、より高度なGUIでの仮想ワークスペース環境と管理オプションが使える。

 また、Citrixユーザー向けの「Citrix HDX RealTime最適化パック2.2」をサポート。「XenApp」および「XenDesktop」サーバーによるHTML5ビデオリダイレクトで、コンテンツの配信方法を制御/最適化する。

 そのほか「QUMUマルチキャスティング」とBluetooth 4.0のサポートによる4Kビデオ出力をはじめとしたオプションを提供。セキュリティー強化として、セルフサービス・パスワードリセット機能、ファームウェアのアップグレード/ダウングレード時にデフォルトで実行されるファームウェアシグネチャ認証、さらに簡素化された証明書登録プロトコルのサポートによる、信頼されたネットワークデバイスへのセキュアな証明書発行といった機能を盛り込む。

訂正とお詫び:初出の際、表現に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。(2017年8月4日)

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