デルは4月24日、タスクワーカーおよびベーシックなナレッジワーカー向けの、コンパクトなシンクライアント「Dell Wyse 3040」の提供を開始した。価格は3万4000円から。
OSと接続にオプションを備えるエントリークラスのシンクライアント。Wyse ThinOSまたはThinLinuxを選択できる。
Wyse ThinOSはAPIが公開されていないためセキュアで、攻撃の対象とならないという。また、Wyse ThinLinuxは、同社が堅牢化・最適化したSUSE Linuxベースのシンクライアント向けのソフトウェアで、6月から提供される。
接続オプションは、幅広い周辺機器とのネットワーク接続に対応。2560×1600ドットの解像度をサポートする2つのディスプレーポート、有線/802.11acオプション、4つのUSBポート(うち1つはUSB 3.0)を搭載する。
また、Citrix、Microsoft、VMwareの仮想ワークスペース環境との互換性を持ち、セキュアで導入と管理が容易だという。
本体サイズは幅101.6×奥行き101.6×高さ27.94mmで、重量0.24kg。Atom X5 クアッドコア・プロセッサーを搭載し、メモリーは最大2GB。