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Xperia、α、BRAVIA、PlayStation……ソニーの各製品が札幌に集結

初音ミクが店内を案内してくれる「ソニーストア 札幌」開店レポート

2017年04月04日 21時00分更新

文● 君国泰将 編集●ゆうこば

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2階はギャラリーやコミュニティルーム

 そして、2Fフロアーにもステキなイベントスペースがあります。セミナーや体験会、イベントができる「コミュニティルーム」と写真展が行なえる「GALLERY」では、オープンにあわせて「αで切り取る それぞれの春」写真展が開催。TV番組「情熱大陸」にも出演された写真家の井上浩輝さんのトークショーなどが行なわれていました。

 そして、その奥の部屋には本格的な4K映像と上質な音楽と聴ける「シアタールーム」も完備されています。

 ここには新しく発表されたばかりの超短焦点プロジェクター「VPL-VZ1000」も4月16日(日)先行展示され、壁際に置いて映し出された映像はいままでにない感覚を味わえます。

 さて、オープン初日の夜には、オープニングレセプションとして、札幌のさまざまなジャンルで活躍するクリエイターのみなさんにむけての「SONY CREATORS NIGHT(ソニー クリエイターズ ナイト)」も開催されており、こちらにもお邪魔させていただきました。

 地元札幌を拠点として活躍しているフォトグラファー、グラフィックデザイナー、イラストレーター、デザイナー、コーディネーター、ライター、etc……を対象とした招待イベントで、ソニーストア札幌の店内でソニーの製品を「見て、試して、心が動く」体験するという内容になりました。

 2Fフロアーではクリエイターズナイトという名にふさわしく、趣向を凝らした演出がなされていました。

 空間の持つ価値を変える新たな体験を創出する「Life Space UX」の「グラスサウンドスピーカー」や「ポータブル超短焦点プロジェクター」を利用した、DJ 大黒淳一さんによるサウンドとVJ PATANICAさんの映像の共演を体感できました。

 ソニービル銀座の建て替え前イベントとして「It's a Sony展」でも展示されていたソニー歴代製品も一部展示されており、日本初のトランジスタラジオ「TR-55」、初代ウォークマン「TPS-L2」、スカイセンサー「ICF-5500」、パスポートサイズハンディカム「CCD-TR55」、初代PlayStation「SCPH-1000」、エンターテイメントロボットAIBO「ERS-110」の実物を間近で見ることも可能でした。

 1Fでは、同じく展示してあるソニー製品を思う存分に見て聴いて触って、河野弘社長をはじめ、ソニーストアスタイリストのみなさんとのディープな会話が終了まで繰り広げられていました。

 もしかすると今後、地元札幌のクリエイターの皆さんとソニーストア札幌のコラボレーションといったものが実現するのかもしれません。

ソニーストアの要は「人」
スタッフとお客さんに話を聞いてみた

 オープン直後の怒涛の忙しさの中、スタイリストさんたちの初歩的な質問に応えるのはもちろん、いろいろな相談を親身になって話しているシーンをいくつも見受けました。

 ソニーストアのユーザーとして感じる一番の魅力は、もちろんいち早く新製品が触れることですが、実際に訪れた時にその製品の魅力を伝えてくれるのは「人」であるスタイリストさんです。

 スタイリストさん数名にお話をうかがったところ、以前はそれぞれさまざまな経歴を持ちながら、札幌の地にソニーストアが完成するということでぜひにと志望し「ソニー製品の魅力をお客様に伝えたい。来店されたお客様にソニーを好きになっていただきたい」という熱い想いを持っているそんな方ばかりでした。

 また、北海道に住んでいるユーザーさんとのお話では、いままでソニーストアのある地域の人達がとてもうらやましかったそうですが、念願のソニーストア札幌がオープンしたことで、これからは足しげく通いたいと目を輝かせて話していたのがとても印象的でした。

 各所のソニーストアに何度となく行ったことのある筆者からすると、当たり前のように思えていましたが、北海道のユーザーのみなさんからすると長い間望まれて待ちに待った待望のオープンだったということなのだと改めて感じました。

 ソニーストア札幌ができることが決まって、こうして完成するまでは「元Apple Store札幌のあったところ」と言ったほうがわかりやすいかもしれません。しかし、オープンしてだんだんと認知度が広がっていくスピードは、筆者が思っている以上に早いように思えます。

 これからは、「ソニーストアの前で待ってるよ!」といった会話が当たり前になるようになってほしいです。

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