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気分によってメイン端末を変えるニッチなユーザーにもピッタリ

光発電スマートウオッチ、新「エコ・ドライブ Bluetooth」が超絶カッコいい

2017年03月15日 08時00分更新

文● 中山 智 編集●飯島恵里子/ASCII

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ケース径は44mm。細めの腕だとやや大きめに見えるが、フィット感はバッチリ

ビジネスにもプライベートにも使えるデザイン

 本体デザインは、ベゼルにタキメーターが配置されているので、活動的でスポーティーな印象だ。スーツだけでなく、プライベート時のジーンズにTシャツなどのカジュアルの服装にも似合う。ケースのサイズは44mmで、ケース素材にはチタンを採用。見た目のサイズ感と重厚なデザインのわりに、チタン製だけあり軽量で装着時に嫌な重さを感じないのはうれしい。

 チタンは金属の中では柔らかい素材だが、ケース全体をシチズン独自のハードコーティング加工が施してあり、風防ガラスもサファイアガラスなのでキズの心配もない。

リュウズの操作に対応したサブダイヤル

 文字盤にある3つのサブダイヤルのうち、6時位置はモード選択用。リュウズを回してローカルタイムやクロノグラフといったモードに切り替えられる。一目でどこを操作すればわかるように、機能を意味するサブダイヤルのカラーとリュウズ、秒針がマッチしているのもポイント。また時分針とバーインデックスには夜光が施されており、暗い環境でもしっかりと時刻がチェックできる。

 このあたりも時計メーカーらしい気の配りようだ。

 機能を通知に寄せているため、スマートウォッチでは定番のライフログ機能は、残念ながらない。また液晶ディスプレーも搭載していないので、スマホから通知を受けたメールの内容を読むことはできない。

立体的なバーインデックスは光を受けると、キラリと光りを返すので暗所でも時刻を読み取りやすい。無論、バーインデックスと時分針には、夜光が施されているので夜間でも時間がわかる

 とはいえ充電を気にせず、いつでもスマホからの通知を受けられるというのは大きい。アナログ式 時計のように、時分針を備えたタイプのスマートウオッチは秒針がないものも多いが、エコ・ドライブ Bluetoothは秒針があり、その点だけでも時計メーカーが作ったスマートウオッチとして十分なポテンシャルを持っているといえる。

 時計に比重を置いてスマートウォッチを探しているユーザーなら、まずチェックして欲しいアイテムだ。


ケースとバンドにスーパーチタニウムを採用した、BZ1034-52E

スーパーチタニウムケースにカーフレザー製のバンドを合わせた、BZ1035-09E


エコ・ドライブ Bluetoothの機能紹介動画


製品名 エコ・ドライブ Bluetooth
商品番号 BZ1034-52E BZ1035-09E
キャリバー W770
駆動形式 光発電エコ・ドライブ
対応OS
(本体、アプリともに)
iOS 9.3以上、Android 5.1以上
ケース径、厚み 44.4mm、14.0mm(ともに設計値)
ケース素材、バンド素材 スーパーチタニウム+デュラテクト、スーパーチタニウム+デュラテクト スーパーチタニウム+デュラテクト、カーフレザー
ガラス サファイアガラス(無反射コーティング)
主な仕様 パワーセーブ機能、デイ&デイト表示、24時間表示、ローカルタイム機能、日付早修正機能、接続状態表示機能(ON、OFF)、通知表示機能(CALL、INFO、LL)、自動時刻受信機能、振動機能、フィルタリング機能、1/1秒クロノグラフ(60分計)、アラーム、パーペチュアルカレンダー、ライトレベル インディケーター、衝撃探知機能、充電量表示機能、充電警告機能、過充電防止機能、夜光(針、インデックス)
通信 Bluetooth LE
フル充電後、1度も
充電しないで時計が
停止するまでの目安時間
約9ヵ月(スマートフォンと接続した場合)、約1年6ヵ月(スマートフォンと接続しない場合)、最大約4年(パワーセーブ作動時)
通常に動く状態を
1日保つための
目安充電時間
12分(晴天の屋外/100,000Lx)、30分(曇天の屋外/10,000Lx)、1.5時間(30W 蛍光灯の20cm下/3,000Lx)、8時間(屋内照明/500Lx)
防水性能 10気圧防水
価格 10万8000円 9万1800円

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