このページの本文へ

美人VRアーティストせきぐちあいみさんが世界初VRアート個展を開催

2017年02月11日 17時08分更新

文● ドリル北村/ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 11日から13日までの3日間、ドスパラ秋葉原本店5階の「VRパラダイス」において、「せきぐちあいみ 世界初VRアート個展 Daydream Reality」が開催されている。

タレントとしてテレビ番組のレポーターや番組アシスタントとして活躍するせきぐちあいみさん

 本個展は、タレントだけでなくバーチャルリアリティの空間に3Dでアートを描く、VRアーティストとして活動中のせきぐちあいみさんが、HTC Vive専用アプリ「Tilt Brush」で描いたVRアートを鑑賞できる世界初のVR個展。過去に制作した作品だけでなく、今回新たに描き下ろした新作も披露している。

 VRデバイスを装着して鑑賞し、仮想空間に描いた立体的な別世界に入り込むような没入感や、2次元の静止画や動画とはまったく違う感覚を味わいながら作品を楽しめる。全10作品を約30分間で鑑賞するようになっている。

 なお本個展は、過去にせきぐちあいみさんが行なったクラウドファウンディングに出資した人のみが入場できるクローズドイベント。一般の人は鑑賞できないので、この記事で雰囲気をつかんでもらいたい。

会場に入るとせきぐちさん自らが出迎え、VRヘッドマウントディスプレーの装着方法を教えてくれる。まずは、OSやバッテリー一体型のVRデバイスIDEALENSを装着し、6作品を鑑賞する
続いてHTC Viveで4作品を鑑賞。Viveでは空間内を歩き回れるのでより没入感が得られる
きらびやかなイルミネーションで飾られた空間を見て回る。遊園地のパレードを見ている気分を味わえる。空間はかなり広いので、コントローラーで任意の場所までワープできるようになっている巨大なねぶた。作品は骨組みの形成から始まり、最終的にライトアップされるまでの過程を楽しめる。自由に歩き回れるので、遠くから眺めたり骨組みに入って内部から鑑賞したりできる
クラウドファウンディングの出資者でもある角川アスキー総合研究所の遠藤氏がVR作品を鑑賞。巨大なねぶたに驚いたり、オブジェをつかもうとしたりして楽しんでした
死後の世界に浮かんでいるイメージを3DアートにしたTOKOYO。作品の世界観を再現するために、不安定な足場の上で鑑賞するようになっているのがおもしろい
絵画の中に入って鑑賞できるUKIYO。額縁の向こう側は広い空間になっていて、絵画の中に入らないと見えないオブジェクトがかなりある。VRならではの作品だ
せきぐちさんが3Dペンで作成した大阪城も展示されていた。VRアーティストになる前は、3Dペンの公式アーティストとして精力的に活動していたというせきぐちさんが着けているピアスは、3Dプリンターで作成したもの
日本文化の造形美は空間や空気感を大切にするのでVRとの親和性が高いと語るせきぐちあいみさん。

 クラウドファンディングにより174万4000円が集まり開催できた本個展。その資金のうち約150万円ほどをVRヘッドマウントディスプレーなどの設備投資に費やしたという。

 個展を開いた感想をせきぐちさんに聞いてみたところ「実際に体験してもらって、おお!と反応してもらえることに感激した。作品を鑑賞した人が、仮想現実から現実に戻った時に、新しい変化や刺激を感じてもらえたらうれしい」とコメントしてくれた。

 立体の造形物を実際に展示するとなると、場所や運搬の問題があるが、VR空間内の3Dアートならそれらの問題から解放される。今後はVR空間で作品を発表するVRアーティストが大きなムーブメントになりそうという期待感が、この展覧会から感じられた。

【関連リンク】

【取材協力】

カテゴリートップへ

VR ZONE『装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎』でボトムズに乗ってみた!

VR体験動画一覧はこちら!