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最新パーツ性能チェック ― 第204回

WD初のSSD 「WD Blue SSD」はSSDでも覇者になるか?

2016年10月24日 15時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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 今年5月に、フラッシュメモリー関連の巨人メーカーのSanDiskを傘下(完全子会社)に収めたWestern Digital。早くもWDブランドを冠した初めてのSSDとなる「WD Blue SSD」が登場したので、さっそく試してみることにした。

WDブランド初のSSDとなる「WD Blue SSD」。下位モデルとなる「WD Green SSD」も発表されている

 「WD Blue SSD」シリーズは、定番のTLC NANDフラッシュメモリーとSLCキャッシュ技術を採用するSSDで、インターフェースにSATA3(6Gbps)を採用し、2.5インチとM.2 2280タイプを用意。

 容量は250GB、500GB、1TBの3種類で、公称パフォーマンスは500GBと1TBモデルがシーケンシャルリード545MB/sec、同ライトが525MB/sec。ランダムリード10万IOPS、同ライト8万IOPS。250GBモデルがシーケンシャルリード540MB/sec、同ライト500MB/sec、ランダムリード9万7000IOPS、同ライト7万9000IOPSだ。

 そのほか、SSDの信頼性や耐久性の指標となる総書き込み可能容量(TBW)は250GBモデルが100TB、500GBモデル200TB、1TBモデル400TBで、保証期間は3年間となっている。

WD Blue SSDスペック表
型番 WDS250G1B0A WDS500G1B0A WDS100T1B0A
製造プロセス 250GB 500GB 1TB
NANDフラッシュタイプ TLC NAND
コントローラー 非公開
シーケンシャルリード 540MB/sec 545MB/sec 545MB/sec
シーケンシャルライト 500MB/sec 525MB/sec 525MB/sec
ランダムリード 9万7000IOPS 10万IOPS 10万IOPS
ランダムライト 7万9000IOPS 8万IOPS 8万IOPS
MTTF(平均故障時間) 175万時間
TBW(総書き込み容量) 100TB 200TB 400TB
製品保証 3年間
実売価格 9000円前後 1万6000円前後 3万2000円前後
シリーズを表すブルーカラーのシールが貼られている「WD Blue SSD」。表面はプラスチックだが、裏面は金属筐体でコントローラーなどの熱を放熱する仕組みになっている
 なお、今回は残念ながら諸事情(大人の事情とも言う)で分解できなかったため、確認できていないが、海外レビューサイトや一部ショップでは、「WD Blue SSD」はコントローラーがMarvell「88SS1074」、NANDフラッシュメモリーが15nm TLC NANDという記載がある

 容量や最大パフォーマンスなどが異なり、内部を比較していないので、断言はできないが採用するコントローラーや、表面がプラスチックで裏面が金属になっている筐体、2.5インチとM.2 2280タイプがあり、比較的最近登場したモデルである点を踏まえると、「WD Blue SSD」はSanDiskのビジネス向けSSDとして販売されている「X400」シリーズがベースになっている可能性が大だろう。

「パソコン工房 秋葉原BUYMORE店」のポップでは、コントローラーにMarvell「88SS1074」、NANDフラッシュに15nm TLC NANDとなっている

「WD Blue SSD」のパフォーマンスをチェック

 ここからは1TBモデル「WDS100T1B0A」を使って、「WD Blue SSD」のパフォーマンスを見ていくことにしよう。

 ベンチマークソフトは定番となっている「AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387」、「ATTO Disk Benchmark 3.05」、「CrystalDiskMark 5.2.0」の3種類を使用。

 「WDS100T1B0A」とは別に用意したSSDからOSを起動。「WDS100T1B0A」になにもデータが書き込まれていない状態でベンチマークを実行している。テストに使用したPC構成は以下の通りだ。

テスト環境
CPU Intel「Core i7-6700K」
(4GHz/TB時4.2GHz、4コア/8スレッド)
マザーボード ASUS「Z170M-PLUS」
(Intel Z170 Express)
メモリー G.Skill「F4-3000C15Q-32GRK」
(PC4-24000、8GB×2)
グラフィックス CPU内蔵GPU(Intel HD Graphics 530)
SSD Samsung「SSD 950 PRO」(M.2 512GB)
Western Digital「WD Blue SSD 1TB」(SATA3、1TB)
電源ユニット Seasonic「SS-750KM」
(750W/80PLUS GOLD)
OS Windows 10 PRO(64ビット)
「WDS100T1B0A」のCrystalDiskInfo。当然だが、WD型番で認識。SanDisk型番で認識したら、それはそれでおもしろかったのだが……。ファームウェアは「X41000WD」になっていた

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